WHITE ALBUMの第18話を見ました。

夢幻/水樹奈々

赤い糸/Suara
第十八頁 虫が良すぎるんじゃない?殻に閉じこもってるくせに、閉所恐怖症なんて
家庭教師のバイトで、
マナの家を訪れた
冬弥は、テレビで生放送の緊急記者会見に答える、
理奈と
英二、
神崎を目にし、驚愕する。
「何考えてるの!?バッカじゃないの?ま、いっかいっか。緒方プロは由綺ちゃんだけで。緒方理奈なんか売れなくなって路頭に迷ってのたれ死んじゃえばいいんだよね。どうすんの?」
「え?」
「いっちゃったよ、理奈ちゃん。イソップも一緒にくっ付いて移籍したら?」
病院の前で
冬弥を待つ
由綺は
冬弥の姿を見ると車から出てくる。
「まだお見舞いには行ってないの。冬弥くんが来てからって」
「あぁ…悪かった、言ってくれれば…」
「でも、今日バイトだったでしょう?」
「そう、終わってから来たんだ」
「時間あったら待ってようって思って。ちょっとだけ2人でお話大丈夫?」
病院の屋上で話す2人が話は
理奈のことばかりであった。
「由綺が心配するのも分かるけど、理奈ちゃんだったらどこ行ったって今よりどんどん凄くなってさ…」
「今のままで全然凄いのに…何で私なんか――」
――何?言えよ 言っちゃえよ 由綺
「やっぱりあたしが寂しいだけかも。きっとそう。冬弥くん、あしたは休み?理奈ちゃん、明日番組の収録があるの。緒方プロで最後のお仕事、2人で陣中見舞いに行かない?」
「あ、明日は無理だな…エコーズ、彰に頼まれてさ…。美咲さんとデートだからって。親父も看なくちゃなんないし…」
「そっか、そうだよね」
「それに俺はもう理奈ちゃんとは関係ないじゃないか。元々コンサート用に駆り出されただけだし」
弥生が迎えに来て、
由綺は
冬弥の父の病室に挨拶だけしに向かう。
「…!?」
「何故私を避けるのですか?」
「別に避けてるわけじゃ…親父がこんなでそれどころじゃ…」
「親の病気と私とのお付き合いを関連付ける神経が理解できません」
「なん、だって…!?」
「由綺さんが知らないのをいいことに、藤井さんの背信は十回地獄に落ちても足りませんよ」
「それは、お前が…お前が…」
「私が何ですか?藤井さん、あなたがすべきことは由綺さんに理奈さんはもういないのだという現実、そして理奈さんが今誰を必要としているかを教えてあげること、それだけです。できませんか?それができないあなたはただこうしていればいいのです…。忘れなさい、お父さんを由綺さんも」
弥生にキスされる
冬弥だが、どこからかシャッター音が聞こえてくるのだった。
「手紙を理奈さんに?いえ、お渡ししてはいません」
「え、だって理奈ちゃんが…」
「勘違いではありませんか?私は藤井さんに直接…」
「そう、どうもありがとう」
エコーズでバイトをしていた
冬弥は
理奈のことで集中できずに皿を割ったりしてしまう。
病室を後にした
冬弥は
理奈に会いに控室に向かう。
「藤井くん、何で…?由綺が言ったの?」
「TVで」
「あぁ。で?もう私とは関係ない、そうでしょ?」
「迷惑だとは思ったけど…」
「とっても迷惑」
「由綺が…」
「由綺に言われてきたの?」
「ホントは一緒に来ようって。でも由綺、今日は大事な仕事があってダメになっちゃって、だから…」
「あの子、ホントしょうがない。いつまでも素人なんだから、いつまでもお友達のままじゃいられないんだよってあれほど言ったのに」
理奈にチーズケーキを渡した
冬弥は
理奈に近づいていく。
「どうしたの?帰らないの?」
「理奈ちゃん、大丈夫?」
「うん、何で?」
突然後ろから
理奈を抱きしめた
冬弥は少しだけそうしててと言われる。
「理奈ちゃん、泣いてるの?」
「泣いてなんかない。私は泣かない。ありがとう、もう大丈夫。いつもの理奈でしょ、行って」
――誰か 由綺 美咲さん はるか マナちゃん 誰か 止めてくれ
「理奈ちゃん、俺…お願いが…」
「キスして…藤井くん」
理奈とキスする
冬弥だが、ぎりぎりキスが終わって控室を出ていくと
由綺がやって来る。
次回、「飽きるから次に進めるという。大抵は、進む前にもう飽きてるみたいだけど」


WHITE ALBUM 5【Blu-rayDisc Video】
WHITE ALBUM 5
10月新譜☆『for You...』前野智昭 1st. MAXI SINGLE←冬弥役の前野智昭さんの1st. MAXI SINGLEです。購入しました。3曲目もいいけど、1曲目の歌い出しの部分も好きです
http://suiheiliebe.blog52.fc2.com/blog-entry-841.html