JIN-仁-の第8話を見ました。
MISIA/逢いたくていま(CD)
自ら“仁友堂”という病院を立ち上げた
仁は、ペニシリンをより強いものにする実験を始める。
しかし、新しいペニシリンを作るには大金が必要だったために、
仁はそのことを医学の研究を陰で支援してくれている浜口に話すと、援助するためにはまず人としての器を見せてほしいと浜口に切り返されるのだった。
その頃、
恭太郎の家では、父の形見の茶わんが見当たらないと栄が慌てていた。
様子を見かねた
恭太郎が、人助けのために自分が売ったと白状するが、
仁は
恭太郎の様子が気になった。
――こんな時、改めて失ったものの大きさを思う。緒方先生はいつも、俺の進もうとする道を照らし続けてくれた。だけど、これからは俺が自分の手で皆の進む道を照らさなければならないのだ、幕末という先の見えぬ時代の中で。俺にそんな器があるのだろうか――
そんな中、
龍馬、
恭太郎と共に吉原を訪れた
仁は
野風が人気女形の
澤村田之助に詰め寄っているのを目撃する。
男が去った後、人だかりの中に
仁を見つけた
野風は病に苦しむ花魁の
初音を診てほしいと懇願する。
初音は客の子を孕み、中絶したことで敗血症を引き起こしていて、瀕死の
初音が
田之助の名前を呟いていた。
従来のペニシリンでは効果が出ず、新しいペニシリンを作るには400両かかることを知った
恭太郎は感情を抑えて、
仁に田之助に対して金の援助を求めるように提案する。
仁による治療のための資金提供を
田之助が渋るために、
龍馬が7年で無利子の約束で中条から借りてきてくれるのだった。
そして、そのことで日雇い労働者達にも給金を渡せたことで新しいペニシリン精製が行われ、新しいペニシリンを手に
仁は急いで吉原に急ぐ。
「眼鏡、喜んでいたそうでありんすよ。こんな心遣いをして下さる客は初めてであったと」
「私も初めてでありました。あのように心を軽うしてくれた女子は」
新しいペニシリンが注射され、
初音の意識が無事に戻るのだった。
そこに中条がやってきて、借用書を手に400両を返金するように言ってきて、返金できなければ新薬を渡すように言ってくる。
「あの薬は皆の血と肉でできておる!!あの薬のために皆が全てを投げ打って戦ってきた。あれはそうやってできた宝なのだ。頼む、400両貸してくれ!!私がお主に身を売る!!身を切った金を借りるのだ、こちらも身を切ろう。煮るなり焼くなりどうとでもするがよい!!」
「じゃあ、一つ。見世物でもしてもらおうか」
恭太郎の土下座の訴えに最終的には提供してくれて田之助の名を上げる結果となるのだった。
「咲様はゆくゆくは先生とご一緒に…?お慕いしているのでありんしょ?」
「先生には心に決めた方がおられるようです」
「けんど、お記憶がありんせんと…」
「その方のことだけは覚えておられるようです」
「お辛くはありんせんか?咲様」
「私には先生の医術がありますから」
――
ようやく分かった気がした。江戸の夜道は暗くて、助け合わねばとても歩いていけない。誰もが誰かを支え、誰かに支えられながら生きている。少なくとも俺はきっと一人では何もできない。それでも進んでいきたいと願うのなら…
正直であらん限りの努力をする
仁に浜口は援助することを決めるのだった。
――恩が溜まっていく。俺という小さな器の中に。大切に溢さぬよう歩いていこうと思う。医学の時計の針を前に進ませるためにも。嫌な予感がした。俺が医学の時計の針を進めることで維新への歴史も早く進むことはないのだろうか。龍馬暗殺の瞬間は俺が知るよりももっと早くに。たとえ歴史の針が早く進んだとしても。そして時はその流れを変え始めたんだ。極めて残酷な未来へと――



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