DARKER THAN BLACK-流星の双子-の第11話を見ました。

episode11 水底は乾き、月は満ちる…
無残に殺された契約者達の骸が転がっている中を鼻歌まじりに花壇の中を進む
銀の身体は蒼く光っていた。
――もうすぐ会えるね
朝起きた
蘇芳は髪を切り髭を剃った
黒が台所に立つ後姿を見ただけで顔を赤らめていた。
「おはよう…」
「あぁ」
「何、作ってるの?」
蘇芳は
黒が作っている手順や材料からロシア料理のペリメニだと察して手伝うのだった。
だが、さっさと食事を済ました
黒は一人で出かける準備をする。
「僕も手伝うよ」
「お前にはやる事があるはずだ。俺は俺で自分の事にケリをつける」
「帰って来るんだよね?約束して、僕も自分のことにケリをつける。だから…」
「分かった」
一方、三号機関で
未咲は
沢崎がBK-201に殺されたと小林から聞かされる。
しかし、
鎮目は
沢崎がイザナミの居場所を知っていた事が気になり、自分達には居場所を知らせてくれないくせにって事で、不信感が募っていた。
「この期に及んで俺達は蚊帳の外ですか!?仲間が殺されたってのに。行こう、未咲ちゃん。蚊帳の外組は仲良く外に」
しかし、
未咲は小林に暗記していた三鷹文書を聞かせると、小林は預言も最終段階が始まろうとしていることを告げ、イザナミと出会う前にイザナギを殺すことが三号機関の目的だと明かすのだった。
旅の終着点である池袋のサンシャイン水族館に到着した
蘇芳だったが、そこに
パブリチェンコ博士が現れたために母から自分がコピーだと聞いた事を話す。
「相変わらず無責任な女だ。私や紫苑のことなど何も知らないくせに。ママに何を吹き込まれたのか知らないがこう考えなさい。お前は死んじゃいない。現にお前は此処にいる。記憶も感情も持って此処に。確かに一度お前の肉体は死んだ。だが復活したんだよ、紫苑の力で」
更に
パブリチェンコ博士は
紫苑が生まれた時から契約者だったことを明かすのだった。
鎮目達は
蘇芳の居場所を特定し、それを双子のドールから知らされた
ジュライは
蘇芳の手を掴んで逃げようとする。
「その太股、俺に対するご褒美?」
パブリチェンコ博士が銃で威嚇し、逃げる事に成功するのだが、契約者が待ち構えていて
蘇芳を狙ってくる。
咄嗟に身を呈して
蘇芳を庇った
パブリチェンコ博士の足から血が流れるのだった。
蘇芳は負傷した父を救うため、ランチャーを体内から取り出し、
鎮目の額を貫く。
そして、父の元へ戻って来ると
パブリチェンコ博士は
蘇芳に最後の言葉を残す。
「お前はずっと私の蘇芳だ…」
「パパ…」
「紫苑がいいというまでそれを手放しちゃいけないよ」
蘇芳の頬に当てられていた
パブリチェンコ博士の手が落ちてしまう――。
パブリチェンコ博士の遺体を横たわらせ、その胸に星の折り紙を置いて
蘇芳は立ち去るのだが、
鎮目は
パブリチェンコ博士を砕こうとするのをスミスが記憶には利用価値があると止めるのだった。
一方、黒はようやくイザナミの元へ辿り着くのだが、
葉月が装置に近づく黒を待っていた。
「BK-201、死ね!!」
蘇芳達は地下ルートを使って
紫苑のいるゲートに侵入すると、
未咲や
マダム、双子が待っていた。
「は~い、リカルド」
「その呼び方はやめろ。君とはもう恋人でもなんでもない」
「冷たいのね、相変わらず」
途中まで一緒だったのに忽然と姿を消した
蘇芳は車いすから落ち、床に倒れた
紫苑の姿を見つけるのだった。



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