侍戦隊シンケンジャーの第43話を見ました。
第四十三幕 最後一太刀
アクマロは極上の嘆きと苦しみを味わうことのできる地獄を見るために“裏見がんどう返しの術”を施していて、人の嘆きや苦しみを土地に直列に刻みつけていくと、それが楔となって大きな隙間が生まれ、その隙間を割り開くと一気に人の世が裏返って地獄が現れるのだという。
そして、地獄の隙間を切り開けるのは人と外道の隙間にいるはぐれ外道である
十臓の一太刀であることが明らかとなり、その一太刀を待つのみという状況になっていた。
意識を取り戻した
源太は傍に倒れていた
十臓にとどめを刺そうとするのだが、裏正に閉じ込められている
十臓の家族のことを考えると何もできずに見逃してしまう。
「すまねえ!!」
「何だよ、いきなり」
「俺、さっき十臓倒せたのにわざと見逃した…。怪我してるみてえだったし、俺一人で何とかできたかもしれないんだ。なのにアイツの家族とか考えてたら…でも、そのせいで沢山の人が危険に晒されたまんまだ。丈ちゃん、またアイツと…すまねえ」
「しょうがねえよ」
「しょうがなくねえ!!甘ぇんだよ、俺は。生まれついての侍じゃねえってのはこういうところかもしれない」
「確かにな、甘過ぎた。十臓をやる絶好の機会だったのは確かだ」
「かもしんねえけど、源ちゃんにそんな卑怯なことできるか」
「それでこの世が守れるんだぞ!!それが侍としての覚悟だ」
「源ちゃんにはないっつうのかよ!?」
「今回はそう言わざるを得ない」
「私も…薄皮太夫の時に迷ったから分かる。でも…」
流ノ介に侍としての覚悟が足りないといわれた
源太は自分で決着を着けるために
十臓の元に向かうのだった。
「止めたいのか?ならば何故あの時止めなかった?」
「俺が…寿司屋だから」
「面白いと思っていたが本当に面白いな」
「…俺はやっぱ侍になりきれねえ。外道衆は許せねえけど家族の魂救いてえって奴をどうしても剣で止められねえんだ。だから、だから頼むしかねえ、裏正諦めてくれ。この通りだ、頼む!!」
「そうだな、確かにお前は侍には向いてない。寿司を握ってる方が似合いだ」
サカナマルを足元に置き、
十臓に訴える
源太だったが、
十臓は聞く耳を持たずに攻撃してくる。
だが、そこに
流ノ介と
千明が駆けつけ、
源太は助けられるのだった。
覚悟を決めた
源太は
流ノ介と
千明と共にアクマロと戦っている
丈瑠、
茉子、
ことはのもとに向かう。
アクマロの元に
十臓が現れ、裏正を受け取ると、
アクマロに斬りかかるのだった。
「裏正の正体など初めて見た時から気付いていた」
「では、家族と知りながら二百年も裏正で人を…」
「外道に落ちるとはそういうことだ。もはやこいつとは一蓮托生。元の切れ味だ、礼を言っておく」
「アハハハハ…アクマロ、人でないお前が人の情を頼みりにしたのが失敗だったな」
そして、裏正が家族だと最初から知っていた
十臓は本物の外道となっていて、地獄の出現は阻止されてしまい、怒った
アクマロをスーパーモウギュウバズーカと烈火大斬刀大筒モードで撃破する。
巨大化した
アクマロと切神をシンケンオー、ダイカイオー、ダイゴヨウ、モウギュウダイオーで応戦し、切神を倒すと全侍合体して
アクマロと戦うが必殺技が効かずにピンチに陥ってしまう。
そこで恐竜折神を侍武装して十二の折神の力を合わせることで
アクマロを撃破することに成功するのだった。
次回、「志葉家第十八代目当主」
侍戦隊シンケンジャー キャラクターソングアルバム(仮)
http://yaplog.jp/odangotea/archive/1633