ダンス イン ザ ヴァンパイアバンドの第7話を見ました。
♯07 イノセント ブラッド
戦う道具を
アキラが取りに行っている間に残った生徒達がいる礼拝堂の外から
ななみの声が聞こえ、ドアを開けると沢山のヴァンパイアがそこにはいた。
「誰か、助けて…学校が…俺の友達が――」
雨の中、ボロボロになりながら助けを求めていた
久世僚平のもとに
ミナが現れる。
その頃、武器を手に入れた
アキラは急いで学園へと戻ろうとするのだが、
アキラの前に
アルフォンソ・メディチ・ボルジアーニと名乗る男が姿を現していた。
「こう見えてもれっきとした公爵閣下でね、デルマイユと並んで公主家を担う片翼ってわけさ。もっとも俺の場合は表には出せない秘め事専門だがね」
「じゃあ、もしかして…あの子を襲ったのは…!?」
「正解、君には随分とお気に召さなかったようだがね。あれを立案して進言したのは俺だ、姫を責めるのは筋違いだ」
「承認したのはあいつだ、同罪だろ」
だが、
アルフォンソから教会が籠城状態であることを聞いた
アキラは車の後ろを走って教会へと急ぐのだった。
「聞け、アキラ。一年前作戦に失敗し、記憶を失った貴様を見た時、私が選ぶべき選択肢は二つのみだ。役立たずとなったお前を殺すか否か」
「ちなみに俺は殺すのに賛成だったよ。君があそこで見ちまったらしいもののこともあったしな」
「だが、結局我らは殿下に作戦中に行方不明になったと報告し、お前を長らえさせることを選んだ。そのこと後悔させるな!!」
「君の存在は殿下にとってそれだけ重いってことさ。君にとっての殿下がどうなのかは知らんがね」
「いいか、アキラ。行くならば二度と戻れぬ道と知れ。それでも行く覚悟はあるか?」
「あぁ。だが、親父達に言われたから行くわけじゃない。これは俺と姫さんの問題だからだ」
次々と礼拝堂でヴァンパイア達に襲われていく生徒達をただ見ているしかできないシスター・ローラと
由紀だったが、シスターまで襲われてしまう。
ヴァンパイアになってから一滴も血を飲んでいない
ななみの前に差し出される
由紀は
アキラの名を叫ぶのだったが、そこに
ミナが現れる。
「軽々に我が僕の名を呼ぶでない」
ヴォルフと
アルフォンソから『ヴァンパイアバンド』の意味と、数千年かけて作られた人とヴァンパイアの秩序を破壊して世界を混乱に陥れようとする者達の存在を聞いた
アキラは
ミナも味方をも欺いて、裏にいる者を炙り出そうとしていたことを知らされる。
礼拝堂で
ミナはテロメアに染まっていた
ジャン・マレイ・デルマイユに止めを刺そうとするが、捕まってしまうが、
アキラが参上し、
ななみを殴り飛ばす。
更に
ミナを捕まえていた羽虫の心臓を抉り取るのだった。
噛まれた生徒達は早期にワクチン接種することでヴァンパイア化することを防ぐのだが、
ミナと
アキラもお互いに本来の姿を現して対峙する。
「俺はアンタも、自分自身も信じ切れなかった。アンタはいつだってたった一人で戦っていたのに…」
「同情などいらぬ!!」
アキラは落雷によって落ちてきた十字架から
ミナを助けたことで背中に十字架が突き刺さってしまう。
「やっと元に戻ったな…。大丈夫だよ、人狼は不死身だぜ。いいから聞けよ、俺は多分一度死んだんだ。そしてまた出会った。死んでいた俺を呼び戻したのはやっぱりアンタの泣き顔とあの約束だった…。約束するよ、もう二度と忘れない。ずっと一緒にいる、ずっとだ」
法案が可決され、
アキラは騎士の称号を貰い、
ミナはヴァンパイアバンドの建国を宣言するのだった。
次回、「ニア ダーク」
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