おおきく振りかぶって~夏の大会編~の第5話を見ました。
第5話 野球やりたい
みんなで協力して得た6点目に喜ぶ西浦ナインの中で、怪我をした
田島に代わって4番を任された
花井は
田島の方が仲間に頼られていると感じ、プレッシャーと
田島への対抗心のせいで思うようなバッティングができず、そんな自分に苛立っていた。
――花井くん、薬が効きすぎてるかな?一言声かけるか?あ、いや我慢我慢。本人折角煮詰まってるんだから水差すのはやめよう
崎玉に
田島の怪我の事がバレてしまい、執拗にファースト方面へのゴロが狙われるも、投げられない
田島はボールを投げずに自らベースへ走り込む事でアウトにし、更に打ち上げたフライをフェンスぎりぎりでジャンプしてキャッチするのだった。
「3球で終わった…三橋全然崩れねえ…。俺が心配する必要ないっつうか、アイツは守備でもすげえし、三橋なら満足するなとか言われないんだろうな。三橋も田島も今の自分に満足してねえのはすっげぇ分かる。俺だって満足してるわけじゃねえけど、アイツらと俺で何が違うんだ?能力とか性格とか境遇とか…んなこと言い出したら何もできない…口実探してんじゃねえんだよ
少しでも長く試合をさせてやりたいとの想いで市原はスクリューボールを投げ、西浦打線を翻弄させてくる。
5回が終わってグラウンド整備になり、
花井は
三橋に怒鳴ったことを謝るのだが、
三橋は怯えて縮こまってしまっていた。
自分も沖も
三橋に代わってピッチャーをする気などない
花井だったが、エースはお前だと言わずに戦う相手がいる方がいいんだという答えに行きつき、
花井も自分の中で一つの答えを導き出すのだった。
――相手と比べてそれでいいのか?打っても守ってもいっつも目の前に田島がいて、どうやったらコイツ超えられるんだよって…。どうにかして越えてやりてえって毎日の挑戦と結果が苦しくて辛くて……いいんだ
6回の崎玉の攻撃となり、ここで1点を入れなければコールド試合になってしまう確率が高くなってしまうため頑張ろうとするが、簡単に攻撃を凌がれてしまい、崎玉ベンチは涙するのだった。
裏は
三橋から攻撃が始まり、塁に出たいという一心でバットを構え、投手の気持ちを理解して自分なら次はここに投げると予測したことで見事的中してヒットとなり、バント2回で送って、2アウト3塁まで進む。
泉が今日は全得点に絡んでいると言う事で、崎玉は敬遠する事にし、次に控える4番の
花井には一番の屈辱となってしまう。
――俺の評価は泉より下だ。田島どころじゃねえ、どいつもこいつも競争相手か。…すぐ勝ち負けで考える…つまり俺はこん中の誰にも負けたくねえんだな。でも競う相手はいた方がいいんだ。考えてみりゃチーム内に競争のなチームなんてダメだ。それを俺は田島田島と意識し過ぎてやる気をなくしてみたりして…。なら田島は誰と競うんだ?誰と――
その答えを出せないまま
花井は打席に立ち、2点追加させるが、欲張って3塁に走ったことで大地の送球でアウトになってしまう。
「ナイバッチ。だけど点差考えて。走っていい時と悪い時があるよ」
「おぅ」
7回の攻撃で大地の最後の打席となり、
阿部はこの点数差なら1点入っても大丈夫ということで大地と勝負することにする。
――ボールで構わない。早い球を一球入魂のつもりで投げてみろ
大地の打った大きな飛球は残念ながらフェンスの前で失速し、
花井のミットに収まり、計画通りに7回コールドにてゲームセットする。
試合を偵察に来ていた
呂佳は西浦を崩すなら捕手からだという感想を持つのだった。
次回、「大事」



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