薄桜鬼の第5話を見ました。


第5話 相克せし刃
「じゃあ、伊東さんを新選組に」
「腕の立つ剣客であり、優れた論客でもあることは平助も山南くんも認めているようだし」
「えぇ。しかし、伊東さんは水戸の流れを汲む尊皇派…我ら新選組と相容れるかどうか…」
「なに、義を持って話をすれば必ずや力を貸してくれるに違いない。平助、伊藤先生と同門であるお前に橋渡しをお願いしよう。何れ、私も江戸に参る」
近藤は参謀として
伊東甲子太郎という男を新選組に迎え入れる。
怪我で刀を扱えなくなり、学識でも
伊東に引けめを感じ、新選組内での存在価値をなくしたと思った総長・
山南敬助は、変若水という赤い液体の研究に没頭していく。
「試す気なんですか?自信があるなら止めないですけど」
「どうしたものかと悩んでいるところです」
「ま、失敗したら僕が斬ってあげますよ」
「それは心強いですね」
隊士が増え、新しい屯所を探すことになり、立地条件を考えると西本願寺がいいということとなる。
「確かに長州は身を隠す場所を一つ失うこととなる」
「ま、坊主どもは嫌がるだろうが、西本願寺からならいざという時には動き易いな」
怪我をして以来、冷たくなってしまった
山南は隊士達からも避けられていると知った
千鶴はある夜、
沖田の言っていた“薬”のことが気になり、
山南が出かけるのを目撃し、尾行する。
山南を見失うも、
千鶴は部屋にあった赤い液体の入った小瓶を見つける。
「まさか君に見つかるとはね、予想もしてませんでしたよ。雪村くん。…これが気になりますか?」
「それ、何ですか?」
「これは君の父親である綱道さんが幕府の密使を受けて作った薬です。元々は西洋から渡来したものだそうですよ、人間に劇的な変化をもたらす秘薬としてね」
「劇的な変化…ですか?」
「えぇ、単純な表現をするのでしたら主に筋肉と自己治癒力の増強でしょうか。しかし、それには致命的な欠陥がありました。投薬された人間がどうなるか、その姿は君もご覧になりました。薬を与えられた彼らは理性を失い、血に飢えた化け物となり果てました。綱道さんは新選組という実験場でこの薬の改良を行っていたのですよ」
千鶴は止めようとするが、
山南は変若水を飲み干して変貌し、
千鶴の首を締め上げてしまう。
次回、「鬼の命脈」



TVアニメ『薄桜鬼』EDテーマ::君ノ記憶

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