おおきく振りかぶって~夏の大会編~の第11話を見ました。


第11話 エースだから
阿部の代わりにキャッチャーボックスに入る
田島の姿を見た
三橋は、今まで頼りにしてきた
阿部の不在を実感すると同時に、自分と同じように
田島も不安を抱えていることに気づいた
三橋は、
阿部が抜けた穴をチーム全員の力で埋めていこうと決意する。
試合再開後、公式戦の場で初めて
三橋の球を受けた
田島は
三橋のコントロールのよさに改めて驚嘆する。
だが、相手は美丞なために球を見極められ、盗塁までされて急造バッテリーでないか試されるのだった。
しかし、
三橋は
阿部の離脱が影響して普段なら外さない球をボールにしてしまい、4ボールを出してしまう。
――4ボールだと!?
「こんなもんでどうかな?痛かったら少し緩めるよ」
「いやぁ、頭血上っちまってどうなんだか…」
「阿部くん、分かってると思うけどその顔どうにかできないなら今すぐ病院搬送するからね」
捻挫の診断は全治3週間だったものの、
阿部はモリモリ食べて寝て2週間で治す気満々になっていた。
阿部がいなくなったことで、
三橋の中でエースとしての自覚が生まれ、美丞に7点目が入ってしまうも2アウト取れたことを嬉しく感じていた。
だが、美丞は
モモカンがサインを出している事に気付いてしまう。
ベンチに引き揚げたナインは
阿部のことを心配していた。
「俺は平気だから気にすんな…じゃねぇや、気にしろ!!お前ら打てよ、俺のために。沖、お前のせいじゃないけど気にしてんなら打てよ」
「うん、頑張るよ」
「田島、配球丸暗記しても使えねえだろ。流れ説明すんよ」
三橋は
阿部は元気で、みんなも笑っているためにこの試合はまだ頑張れると思うのだった。
攻撃では点を入れることができないまま、8回の守備を迎える。
今まで自分の配球に否を言わせず、
三橋に考える事をさせなかったツケが回ってきたため、
阿部もようやくそのことに気付く。
――試合終わったら、色々謝っから頑張ってくれ
三橋もまた、今まで面倒な事はすべて
阿部に任せてきた事に気付いていた。
――怪我しない約束した時だって約束しなきゃダメみたく俺がしたんだ、あの無理やりな約束を。さっきまで信じてた俺は阿部くんを何だと思ってたんだ。阿部くんは約束を覚えてる、初めから無理な約束を破ったことを気にしてる。もう気にしないでって、勝って言うぞ
遂に
モモカンのサインを美丞に読まれてしまい、倉田は打席でその指示を受け、ヒットを打つもなんと間に合わないと思った1塁でアウトを取れたのだ。
攻撃は
花井から始まり、見事センター前にヒットを打つ。
続く
沖も
阿部を負傷させてしまった事を悔いるなら、今こそ打つ時だと決意して打席に立ち見事にヒットを打つ。
西広は今までずっと一緒に練習してきたから大丈夫だと思うも突然の実戦でビビり、当たり前の速球にあっという間に三振してしまう。
「ごめんな」
――俺、役に立たないな…。補欠ってことでどっかで安心してた…俺のアホ!!
水谷がアウトになったものの、
三橋も粘って4ボールを選び、満塁で
泉まで回すのだった。
2球カーブで空振りするも、ヒットを打って1点返すことができ、西浦は2点差で9回を迎えることができるのだった。
次回、「9回」



http://ai-mugi.blog.eonet.jp/aimugi/2010/06/post-3ea8.html
http://tarararattara.blog40.fc2.com/blog-entry-371.html