君に届け 2ND SEASONの第5話を見ました。


episode.4 わかってない
風早が教室の外に出ると、
健人が待っていた。
「何?場所まで変えて何の話?」
「ハハハハ、まぁまぁまぁ。折角同じクラスになったんだからモテモテ風早くんとまともに喋りたいじゃん。ほらほら、座って座って」
「俺、どういうリアクションすればいいの?」
「いいから、座って座って座って。何、今までどんくらい告白されてきたの?彼女とかは?」
「いないけど」
「またまた」
「いや、ホントに。何?」
「貞子ちゃん、1年の時から浮いてたんでしょ?あんま貞子ちゃんに絡まない方がいいんじゃないかな…。浮いてる奴放っとけないらしいけど、逆効果だと思うんだよね」
「どういう意味?黒沼が浮いてるとか浮いてる奴放っとけないとか俺そんなつもりないけど。どっちみち、三浦に言われることじゃないから」
「見てて可哀想なんだよ、貞子ちゃん。あんま絡まないでよ、折角クラスに馴染んできたのに風早が構うことで貞子ちゃんが女子の反感買ったらまた浮いちゃうんじゃない?それじゃあ、風早としても意味ないでしょ。ダメだよ、困らせちゃ」
「何で、んなことお前に言われなきゃならないの?そんなの、もしそうなったとしても俺がどうにかする!!こっちはこっちで考えることあって動いてる、お前に何が分かるんだよ!?」
「でもさ、風早が動けば動くほど無駄にやっかまれて孤立したり、これ以上無駄に期待させんの可哀想じゃん」
「さっきから可哀想ってなんだよ。頑張ってんじゃん、黒沼。いつ黒沼が無駄に期待したんだよ?」
「だから、そこは風早には分からないとこだよ。風早と貞子ちゃんが決定的に違うところだな。ま、そんだけ遠ければ分かんないのは当然だな」
「それ、どういう…」
「これ以上は言えない、貞子ちゃんの乙女心の部分だから。困らせたくないじゃん?折角頑張ってんだからさ」
「分かってるよ!!」
「分かってるんならいいんだ、頼むわ」
一方、互いを思いながらもすれ違う
爽子と
風早を見守る
あやねだが、
風早にうまくあいさつができずに泣きそうな
爽子の姿に我慢ならず、事情を聞き出す。
「何で風早にだけチョコ渡さなかったのさ、爽子。それまでいい雰囲気だったのに。初詣も2人で行ったのにさ、いつものお礼とか言って渡せばよかったじゃん。携帯の連絡先だって教えてもらったんでしょ?あのね、2人で会うとかチョコを渡すとか口実なんていくらでも作れるんだからね!!」
一人で意識し過ぎて怖いという
爽子だったが、ずっとこのままでいいのかと
あやねに言われ、落ち着いて考えることにする。
風早が好きなのが
爽子だと
あやねに教えられて初めて知った
千鶴は昨日
風早に
爽子のことを一番分かっていないと言ってしまったことが
あやねにバレないようにしないといけないと思うのだった。
クラスの人気者になり始めた
爽子を見た
風早は
健人の言葉を思い出し、苦悩していた。
次回、「すきな人」



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