これはゾンビですか?の第6話を見ました。




第6話 そう、私は死を呼ぶもの
「やっと来てくれましたね。お待ちしてましたよ、ネクロマンサー。近くにいるだけで感じますよ、その魔力!!」
京子の狙いは最初から
ユーだったようだが、
ユーはことごとく
京子の攻撃を避けると
ハルナのチェーンソーを引き寄せて呪文を唱えると魔装少女へと変身するのだった。
今までのことは
ユーの強い魔力が引き寄せた災いだったようで、より強い力を求めていた
京子は人々を殺し続けていた。
歩達を巻き込まないように、来るなと地面に文字を書いて言い聞かせた
ユーは封じていた言葉の力を使うと、
京子は突然苦しみ悶え、倒れてしまうのだった。
だが、何度も倒れては起き上がり、血を流しつつも
京子は苦しみながら自分の鼓膜を破り、
ユーの声が聞こえないようにする。
京子の攻撃で吹き飛ばされて気を失ってしまった
ユーの姿を見ていた
歩達は、
ユーを救うために戦うことを決める。
しかし、
京子は突然自分の腹に刀を突き立て、鼓膜が破れたままでは気持ち悪いと、命を丸ごと使って自分を再生させる。
「これ以上は誰も殺させない!!」
「アハハハハ!!格好いい、じゃあ最初に殺してあげる」
魔装少女に変身した
歩は
京子の攻撃を避けないで真正面から受ける。
「アホですか!?」
「少しは避けろよ!!」
「ユーはこの攻撃を受けながら考えていたんだ。命を奪うってことを、そんなこと軽はずみにやり取りしていいはずがないよな」
「何言ってるの?格好悪い。死ね、死ね、死ね!!」
「それが死ねないんだよな。ユー、帰ったらご飯にしような。死ねないんだよ、俺、ゾンビっす。あと魔装少女っす」
「馬鹿か!?」
「そうだよ、馬鹿は死ななきゃ治らない。俺は馬鹿だったんだ。退屈は贅沢だなんて話くらい、孤独は平穏だがそれじゃあ喜びを分かち合えない。ありがとう、君に殺されたお蔭で人生が変わったよ。だから、今度は君の人生を変えてやる」
「私は命のアーティファクトを持っているんだぞ」
「じゃあ、生き返ってみせろよ!!その借り物の命が尽きるまで何度でも俺が殺してやる」
歩が何度も何度も
京子を斬りつけると、
京子の響き渡り、ついに最後の命となってしまう。
死にたくないと怯える
京子だったが、償わなければならないと
歩は
京子の顔めがけて渾身の一撃を放つ。
しかし、
京子の顔の横に大きな穴をあけただけだった。
「あなた凄いですね、うちの生徒が殺されるんじゃないかとハラハラしてましたよ。もし、あなたが本当に京子さんを殺すつもりだったら、私があなたを殺していましたよ」
再教育が必要だということで
大先生が
京子を連れ帰ろうと言い出していると、
京子が目を覚ます。
『楽しい余興だったよ』
京子から聞こえたのは夜の王の声で、
京子の身体を黒い霧が覆うと姿が消えてしまうのだった。
次回、「おい、お前どこ中だよ?」



http://blog.livedoor.jp/maikyodai/archives/51660002.html