世界一初恋の第5話を見ました。
第5話 Love is lawless.
「つまらない。トータル発行部数1000万部の人気漫画家・吉川千春先生が描いたネームなら何でも通ると思っているのが丸見えだ」
「吉川千春」というペンネームで少女漫画を描く売れっ子漫画家・
吉野千秋はある日、幼馴染みで担当編集の
羽鳥芳雪にファミレスでネームをチェックしてもらっていたのだが、ズバリつまらないと言われてしまう。
千秋自身も自信がなかったものの、
羽鳥に冷静にどこがダメだったのかを指摘されると納得するのだった。
羽鳥の手作り料理を大絶賛する
千秋は彼女はいないのかと質問する。
「何でそんなこと聞くんだ?」
「いや、お前昔超モテてたじゃん。今勤めてんのだって丸川書店で一流出版社だし、女の子とか放っとかねえんじゃないかと思ってさ」
「誰かさんのお蔭で付き合う暇どころか相手を捕まえる余裕すらない。どうしてくれる?」
「すみません…」
「好きな人ならいる」
「え、マジ!?トリに好きな人…もう告白したわけ?」
「いや」
「じゃあ片思い?」
「まぁ、そうだな…」
「どんな人?美人?どんな感じ?うまくいきそう?」
「あんまり報われるようなもんじゃないな…」
ちょっと気まずい雰囲気になってしまったところに中学からのくされ縁でアシスタントチーフの
柳瀬優が遊びに来てくれるのだった。
漫画を読みながら
羽鳥に依存しすぎなことを悩んでいた
千秋は編集部まで原稿を届けに行った帰り道で
羽鳥と
優のキスシーンを目撃してしまう。
――見間違いじゃなかったよな…?あれはどう見てもキス…。トリの報われない相手って優…つーか、あいつら男同士じゃん。いいのか!?
アシスタントが入っているにもかかわらず色々考えていて仕事が進まず、結局ペン入れが終わらなかった
千秋が悶々としていると
羽鳥から原稿の確認の電話がかかってくる。
『柳瀬から連絡があってお前の様子が変だったと。何かあったか?』
「全然平気だ、変じゃないし」
『そうか。柳瀬は何か言ってなかったか?』
「…!?」
二人から同じようなことを質問されてしまい、動揺してしまった
千秋は風呂に入りたいと電話を切ってしまう。
寝ていた
千秋が目を覚ますと
羽鳥がキスしていた。
そして、熱を測ると38.2°もあり、入稿したとたんに
千秋は風邪でダウンしてしまう。
「羽鳥が好きな奴が俺だったらまだよかったのに…」
体調が戻り、花火大会当日、
千秋は
羽鳥から担当を変えると言われてしまう。
「お前が好きなんだ。もう知ってると思うが、自分の口からちゃんと伝えておきたかった。…お前のそばにいたかったらこの仕事についた。担当になれたときは嬉しかった。友人としてしか見てなかった人間が自分に対してこんな感情を抱いてたなんて知ったら気持ち悪いだろ」
「俺はトリのこと好きだよ」
もう一回キスしてみろと自分から離れていこうとするのが嫌だとごねる
千秋は
羽鳥にキスされ、そのまま部屋に連れ込まれるのだった。
「体、冷えてる」
「仕方ないだろ、急に夕立が…っ…」
「千秋…」
「何でこんな時に名前で呼ぶんだよ」
「俺の名前も呼んで…」
「芳雪…」
「そう、もっともっと呼んで」
「芳雪…」
「好きだよ、千秋」
次回、「Go to the sea,if you would fish well.」