2005/11/27(日)22:39 腫瘍 戯言(76) 疼く熱に 侵されて 身体の存在に気付くなんて皮肉すぎる 脈打つ鼓動は 不適当な律動を刻むけれど 汗ばんだ掌が 全てを逃がしてしまう 震える両膝は 何を恐れているのだろう 失うものなど 疾うに持ち合わせていないのに 続きを読む