021790 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

Seaside Paradise 読んだもの見たもの

Seaside Paradise 読んだもの見たもの

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

Calendar

Category

カテゴリ未分類

(0)

読んだ本

(123)

見た映画

(16)

見たテレビ

(30)

見たビデオ

(3)

読んだマンガ

(20)

買った通販

(0)

あれこれ

(2)

Archives

2024年11月
2024年10月
2024年09月
2024年08月
2024年07月

Comments

ぉぅぃぇ@ 生ハメ最高ぉぉぉおぉぉ!! ちょ、ゴム付けようとしたら怒られたし! …
珍々有@ たはー・・・ 果てた・・連続3回はさすがに果てたよ(…
杉山@ 処女発見www 久々に例のバイトしたら、マ○コに膜あって…
でろん@ べろん アソコってすげーヌッチュヌチュしてるん…

Favorite Blog

どこか遠くに行きた… ぬまこ♪さん
あんにょん chichimamaさん
2007年08月26日
XML
カテゴリ:読んだ本
出口のない海


作者:横山秀夫

横山秀夫の作品はけっこう好きで、特に警察関係の話とか好きで、今回もそういう事件性の話かと思っていたら全然違った。
ちょうど先日、テレビでもやったのよね。数年前に映画化されていたんだわ。
学徒出陣した大学生が人間魚雷となって特攻することになる話。国民学校で「お国のために」と純粋培養されている弟と違って、戦争について考え、特攻について考える。自分の夢とか好きな女性とか、そういう悩みは今の若者と一緒。でもそれを語ることは許されず、決められた道を進むしかない。そんな中でもかつての甲子園優勝投手だった彼はある夢(というか目標)を捨てず、最後の最後まで、日の目をみることのない目標に向かって努力を続ける。それが彼自身の心の中でのけじめであり、「己の戦争」への決着だったりする。
今になって検証すると、荒唐無稽な作戦だったり、時代錯誤の戦艦だったり、精神論だけでの邁進だったりするあの戦争。心の中ではみんないろんなことを考えていても、誰も口には出せず、お国のために与えられたことこなしている。
私は仕事柄、当時のニュース映画をたくさん見た。「大本営発表」の事実が隠されたプロパガンダ。あのまやかしの中に封じ込められたたくさんの本音は、こうして戦後何十年もたったからこそ、作品になり、人々の中にしみこんでいくのだろう。「硫黄島からの手紙」もしかり。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2007年09月22日 17時52分43秒
コメント(0) | コメントを書く
[読んだ本] カテゴリの最新記事



© Rakuten Group, Inc.
X