カテゴリ:芋及びでん粉類
今日のいも及びでん粉類は 「 でんぷん ・ 7 」 です。
でんぷん ( 澱粉、殿粉 ) 「 とうもろこしでん粉 」 別名 コーンスターチ とうもろこしを亜硫酸水 0.25~0.30%に、50~60時間 浸した後、粗く砕き、比重差により胚芽を分離します。 さらに細かく磨砕して、種子や繊維を取り除きます。 でん粉乳を遠心分離機で精製し、濃縮します。 濃縮したものを、脱水、乾燥して製品にします。 とうもろこしでん粉の用途は、ブドウ糖、水あめの原料になります。 天ぷら粉、菓子類、アイスクリームなどに使われます。 ( ワキシーコーンスターチ ) もちとうもろこしでん粉です。 コーンスターチと同様に作られます。 膨化力が大きく、糊の粘性が強いです。 老化しにくいです。 この特徴を生かして、食品の増粘剤、安定剤として用いられています。 * もちとうもろこしでん粉 = 「 もち種 」 のとうもろこしの 乾燥子実で、胚乳の組織が半透明でろう状です。 蒸してつくと、粘りのあるもちになります。 加工原料に利用されます。 ( ハイアミロースコーンスターチ ) 高アミロース種のとうもろこしを、原料としたでん粉です。 100℃以下では糊化しにくいです。 糊液は急速に不透明になり、ゲル化、老化しやすいです。 製菓、製パンに利用されます。 難消化性でダイエット食品、低エネルギー食品にも使われます。 「 わらび(蕨)粉について 」 別名 はな、わらびでん粉 わらびの根からとれた、でん粉 です。 わらびでん粉は救荒食料として、昔から利用されていました。 現在は、和菓子 ( わらび餅等 ) の原料として利用されています。 生産地は、奈良と福岡です。 生産量は少なく、高価です。 わらびの根は、秋から冬にかけて掘り出し、泥を落とした後、石臼で挽きます。 粉に水を加えると、でん粉が溶け出します。 溶け出たでん粉を集め、水洗いし沈殿させます。 この作業を、数回繰り返えし、脱水後、乾燥させたものが製品となります。 わらび餅、わらび羹などの和菓子の原料になります。 別の用途として、粘度の高いわらび糊は、和傘や提灯の貼り合わせに 利用されました。 今日は、此処までです。 ~~~~~~~~~ ~~~~~~~~~~ ~~~~~~~~~ 海獣トドさんの「バカネコ日記」は、初心者にも判りやすい、HPの 作成解説をしています。 海獣トドさんのHPへは、「バカネコ日記」のバナーをクリックすると、 ジャンプします。 痔キル博士のバナーをクリックすると、「アメリカ・ネバダ州在住」の 痔キル博士のHPへ、ジャンプします。 痔キル博士の部屋へ、ジャンプします。 ![]() ![]() 海獣トドさんの「バカネコ日記」へ、ジャンプします。 ![]() ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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