2006/01/26(木)17:19
昔、昔のお話・・・
昨日した酔っ払いのオジサンで思い出した、もう10年以上も前の話しですが・・・
その頃既に此方にいた私の楽しみは毎朝7時に日本のニュースを見ることでした。 ある朝のニュースで、J○Lのオーストラリア便でオーストラリア人が機内で酔っ払い暴れ、機長の気転で毛布でその酔っ払いを縛りつけそのままオーストラリアに到着・・・というニュースが流れた。
そういえば、お父さんもオーストラリア便を取っていたな~などと思いながら聞いていた・・・ いつもよりちょっとしか飲まなくても気圧の関係で酔いが回りやすいのが飛行機の中・・・
よくある話なのだが・・・何となく気になった。
夏に実家に遊びに帰ると・・・この機長というのは、やっぱり私のお父さんだったことが判明!!
娘の六感とでも言うのだろうか? でも幾ら昔柔道をやっていたからと言っても・・・家の父はその頃はもう既に定年間近・・・?? どうやって??
父にその時の事を詳しく聞いて見ると・・・
悪良いをしたオーストラリア人はかなりの大男だったそうです。
でももう離陸して時間が経っていたし、そんな奴一人の為にまた成田に戻るのも時間やお金の無駄でシャクだし、いい具合に副機長もスポーツマンで大男・・・機長の気転(自分じゃ~無理だが彼なら出来る)で副機長にお願いして酔っ払いを羽交い絞め 毛布で縛り他の人に迷惑を掛けないようにしてオーストラリアまでフライトを続行したらしい。 この話を聞き私は大笑い!!
でも当の父はニュースでこの事がアメリカまで流れていた事は知らなかったみたい!!私がこのお話ニュースで聞いたと言ったら驚いていたもの・・・
だから飛行場で酔っ払っている人を見るとこの話を思い出す。そして心の中で
酔っ払いさん、気をつけないと貴方も毛布で縛られるよ~!!と呟いてしまいます。
でもね、酒酔い運転にはならないけど、アメリカじゃあまり酔っているとゲートでオマワリさんを呼ばれてしまうのです。
シアトルでも、お正月に一人オマワリさんに連れていかれたそうです。飛行機は飛んでしまえば大きな個室・・・他所様に迷惑を掛けそうだと思ったら搭乗拒否も出来るそうです。
でも・・・ヨーロッパ線 搭乗時間が遅れると酔っ払いが増えるんだよね~。その度に思い出す、このお話。