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カテゴリ:私について&やさぐれ日記
最近よく常磐道を使ってます。
大泉(練馬区)から外環自動車道で三郷(埼玉県)に行き、そこから乗っていってます。 私、車で旅行するのが好きなもんで、これまでいろんな高速道路を走ってきました。 「拘束」道路に名前を変えやがれ、と毒づきたくなる○都高速。。 限りなく1直線の道でありながら視界(バックミラーを含む)に1台の車もないことがある深夜の東北自動車道。。 車線変更時にウインカーを出さないのが標準である阪神高速。。汗 走りなれちゃってどこのSAに何があるかまでけっこう詳しくなってしまった♪中央フリーウェイ♪(いつまで経ってもフリーウェイになってないって話もありますが。。) そして、これといった特徴のなかったその他の高速たち。。汗 そういう道と比べたとき、常磐道は基本が3車線であり、そのわりに交通量も多くないのでとっても快適です。 ただひとつ。。 これまで利用したどの高速道路にもない不思議な特徴があるのです。 それは何かというとですね。。 そこを走ってる車たちの行動の特性なんですが。。 追い越そうとすると速度を上げてくる車がとっても多いのですよ。 ほとんどすべての車がそう、といってもいいくらいそうなんです。 他の高速道であれば、前方の車が時速90キロで走行してたとすると、時速100キロの私の車はごく普通にその車に近づき、何事もなくごく普通に抜き去っていきます。 2台の車が近接するということのリスク(単純に考えてパンク等の原因から事故る可能性が2倍になる)を低くするため、多少加速して抜くこともありますが、たいていは他の車を抜いたということ自体、さほど記憶に残るような出来事ではありません。抜かれた場合でも同じことです。 しかし常磐道では、時速100キロの私の車が近づくにつれ、前方の車の速度があがる、という現象が起こるのです。。 で、いつしか私と前方の車とは、ともに時速110キロで走行してたりするわけで。。汗 他の車を抜くという行為が、いつだって特別な行為になってしまうのです。 もちろん私は、前の車を抜きたいがゆえに走ってるわけではなく、目的地に向かって自分が快適と思える速度で、「法律の範囲内で」(ここ、いちおう大声でいっときますか。。高速道での法律の範囲がどこまでなのか、実はよく分かってない私ですがね。。汗 )、一定の速度を選んで走行してるだけです。 前の車が自分の走りたい速度より速く走っているのなら、あえて抜く必要はないですから、私は時速100キロに速度を落とし、追い越し車線から走行車線に移って、前方車の後ろを走り始めます。 そしたらですね。。常磐道では。。 前方車の速度がまた、元の90キロに戻っていくのですよ。。汗 これ、正直、最初の頃は軽くかちんときましたね。。汗 「なんなんだ、こいつは?」と。。 高速道という長距離移動をする者たちが互いに匿名のまま、互いの安全を慮りながら、ほんの一瞬すれちがう場所で、そう意味では自分以外のすべての車が等質な存在である場所で、なぜお前の車にだけある種感情がこもった注意を向けなければならないのか? 特別視しなければならないのか? みたいなことを思いました。最初のうちは。。 根性のひん曲がったドライバーが多い道だな、と。。 たいてい視界に6台くらいの車しかない夜の常磐道で、お前のつまらん意地だかなんだかに付き合わされて、近接した状態(といっても20mくらいは離れているのだろうが)で高速並走させられるリスクをなぜ負わなきゃならんのだ、と。。 しかしほどなく、ほぼすべてのドライバーがそうなんだ、ということに気づきました。。 抜き去ってしまうと、もうしつこく付きまとってくることはなくて、その車は何事もなかったかのように元の走行速度に戻っていくんですがね。。 こういうことが分かってくると、もう、納得がいくとかいかないとかの問題ではなくて、「この道はそういう道なんだな」と思うほかありません。。それに合わせた走り方を、ということで、抜くときは加速して一気に抜きさることにしてますです。 それでも相手はやっぱり加速してくるんですが、諦めるのが早いです。 なので近接した状態にいる時間も短くすむのです。。 スピードをあげなきゃならないというリスクを私が負うわけですが、10秒程度のことですし、そのほうがリスクもストレス(他の車と近接して走行することからくる)もすくないかな、と。。 アクセルをふかす回数分だけ地球に優しくないですけどね。。 最近になって、この特性になんだか興味がわいてきて、2度ばかり試したことがあります。 「もし前方車が加速したあと、私がずっとその車のあとを等間隔でついて行ったらどうなるか?」ということなんですが。。笑 1回目は2分後、2回目は4分後に、前方車は私に道を譲ってくれました。。 これってつまり、<抜かれないために2分~4分かける価値がある>という判断が、げんに下されているってことですよね。。 高速道上で抜くとか抜かれるっていう事柄の価値は、通常はかぎりなくゼロに近いわけですが(つーかゼロだよ、ゼロっ!)、常磐道ではかような評価が下されておるわけで、これについてはもう少しデータが蓄積されてくれば、正確な値が出せそうです。。 つーか、なぜそこまでして抜かれたくないんだ、という疑問はいつまでも残るわけですが。。 抜かれることじたいには問題なくても、抜き方にむかっとするってことはあるでしょうがね。。それはマナーの問題だしなぁ。。私の運転、そういうところのマナーは悪くないしなぁ。 私なんかは自分の身の安全を確保したいから、自分よりスピード出してる車が近づいてきた場合、むしろ減速してでもてっとりばやく先に行って頂いてますぞ。。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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