見積りの科学的アプローチを学ぶ見積りの科学的アプローチを学べる7冊 「日経ITプロフェッショナル」2004年12月号 ソフトウェア見積りのすべて―規模・品質・工数・工期の予測法 Capers Jones プロジェクト・データの収集と定量的分析の古典。 ・ソフトの規模や品質・工数・スケジュールといったプロジェクト・データと見積りの関係 ・システムのタイプ毎の特性 ・見積り手法やツール 等を紹介。 Software Cost Estimation With Cocomo II Ellis Horowitz , Ray Madachy , Donald Reifer , Bert Steece , Bradford K. Clark , Barry W. Boehm (編集) 規模と工数の相関関係を、実際のプロジェクト・データで裏づけされた計算式で表した「COCOMO(COnstraction COst MOdel)」について、計算式の詳細やコスト要因の定義をわかりやすく説明する。 クライアント・サーバシステム開発の工数見積り技法―工数見積りモデルの適用法 高橋 宗雄 工数見積りの様々な手法の解説しているが、とりわけCOCOMOについて詳細にな解説を割いている。 目次 第1章 ソフトウェア工数見積りの概念 第2章 CSS開発の現状と工数見積りの問題点 第3章 従来の工数見積りモデル 第4章 CSS開発の工数見積りモデル 第5章 COCOMO 2のCSS開発への適用法 第6章 CSS開発プロセスの安定化 第7章 工数見積り手法の改善 システム開発の見積りのための 実践ファンクションポイント法 児玉 公信 DFDやERD等でシステムをモデル化した上で、規模(FP)を計測し、様々なコスト要因を見積もるまでの一連の流れを具体的に解説している。 実践的ソフトウェア測定 John McGarry , Cheryl Jones , Elizabeth Clark , David Card , Beth Layman 「見積りは「過去に起きたことから未来に起こることを予想する」作業といえる。これは科学的に言えば、確率・統計の問題である。・・・そのためには、規模や品質、工数等のプロジェクト・データを、できるだけ多く収集しなければならない。データが多ければ多いほど、予測の精度は高まるからだ。つまり、見積りに真剣に取り組もうとすると、プロジェクト・データの収集が欠かせない」。 本書は、このデータ収集を実施する上で参考になるだけでなく、・・・そもそもソフトの測定とは何か、を考えさせられる。 プロジェクトの見積りと管理のポイント―経験値の定量化による成功 L.H. Putnam, W. Myers データ収集に関して、前半で過去の実測データの傾向を分析し、後半でソフトウェア・ライフサイクルに沿った見積りや進捗管理の方法を解説している。収集データに基づいた科学的アプローチが、実務に適用できることを実例で示している。 ソフトウエア管理会計 櫻井 通晴 ・・・企業活動の中で、ソフトの価格をどうとらえるか、といった視点を得る上で、管理会計の専門家がソフトの原価計算や価格の決定方法、投資と回収、契約などを解説した本。 研究の課題と方法 第1部 レガシー・システム下での管理会計(ソフトウエア原価計算 チャージバック・システム ほか) 第2部 C/Sシステム下での管理会計(環境変化と情報システム投資の評価アプローチ 情報システム投資の評価方法の提案 ほか) 第3部 eビジネス環境下での管理会計(IT革命による経営システムの変革 IT効率化のための管理会計の役割 ほか) 環境の変化とソフトウエア管理会計のあり方 補論 ソフトウエア会計基準と税法 ジャンル別一覧
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