成毛真「引きこもって、ひたすら本を読め」
「引きこもって、ひたすら本を読め」
元・マイクロソフト日本法人社長で、現・インスパイア社長の成毛真さんの言葉。
「収入増=支出増」は無能な証だという題で、
昨年の2005年7.4号の雑誌「プレジデント」の記事がまだネットで見れるので紹介。
成毛さん、年収330万~340万円の頃すでに、給料の7割が本代だった、といいます。
現在でも、月に本100冊、雑誌40冊を購入し、ほぼ6割を読む、とのこと。
年収が200万~300万円上がって、生活レベルをすぐに上げるのは具の骨頂・・といったあとで、
冒頭の「引きこもって、ひたすら本を読め」というセリフが続きます。
成毛さんの愛読書は、サイエンス系が中心というのを聞いたことがあります。
曰く、「日経サイエンス」「ネイチャー」「日経バイオ」等。
経営関連は、マイケル・ポーター関連を読む程度。
その際、興味深かったのは、1冊の本を読んで人生が変わった、なんていうのはつまらない。
特に、1冊の経営書で人生が変わるなんていうのは、安易に人に影響される浅薄な人生じゃないか。
オリジナリティというものは、何百冊何千冊を読んだ結果に残ったものなのに。
読書離れ、本離れと言われて久しいが、「本を読む人は、今も昔も、全体の1割」
とも言われていました。
ここ1年、読書からテープ学習へ一部シフトしていましたが、
投資効率を考えると、本ほど安いものはない、と思うのでした。