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システムエンジニアの晴耕雨読

2007.01.16
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 このブログ、500回目の記事としては、
たったいま読み終えたばかりで、
目がウルウル状態のもの。


浅田次郎「天切り松 闇がたり」

 時は、大正。
 松蔵という老人が、冬の留置場で、「闇がたり」という不思議な声音で語りだす。
 
 千夜一夜物語ではないですが、
 一夜一話。

 浅田さんのストーリングテラーとしての面目躍如ですね。

 「槍の小輔(こすけ)」の山県有朋。
 妖怪といわれた山県有朋がこんな人物だったのかどうかはわかりませんが、
 山県有朋の最後を看取った「おこん」のやりとりは素晴らしいです。


 山県「無益なことに命を賭ける馬鹿はおらぬわ」
 
 おこん「無益だって?・・・ふん、いいかい閣下。
     世の中にゃ銭金より大事なもんが、いくらだってあるんだ。
     てめえのような長州の芋侍にゃわかるまい。
     どうりで薄ぼんやりと花火を見てやがると思ったら、ハハッ、
     どんと上がって消えちまう無益なもんの有り難みを、
     てめえは知らなかったんだねえ」

 
 「白縫華魁」「衣紋坂から」は松蔵の姉を巡るお話ですが、
 特に、「衣紋坂から」は涙が滂沱とでて止まりませんでした。

 上手すぎる!!!






最終更新日  2007.01.16 22:23:51
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