2010/03/23(火)21:16
茂木健一郎「あるとき脳は羽ばたく」(中公新書ラクレ)
あるとき脳は羽ばたく
茂木健一郎「あるとき脳は羽ばたく」(中公新書ラクレ)
2009年刊
○お金とのつきあい方
お金の価値を支えているのは、「共同幻想」である。
そのことをわかっていれば、お金への盲信もなくなり、
それを支える経済、社会、国家といったシステムの機能や安定性の
方に注意を払うようになる。
○一日一回床と勝負する
椎名誠さんのモットー・・
「男は、一日一回床と勝負しろ」
腕立て伏せと腹筋とスクワットを、200回ずつやる。
茂木さん「最近どこかが筋肉痛になっていないと何となく物足りないんですよ」
といったら、
松岡修造さん「普段使っていない筋肉を使うと、そこが痛むんですよ。
身体が伸びている証拠」と。
茂木さんの45歳の誓いがいいですね。
○鶴の恩返し勉強法
何かを覚えるときは、読むだけ、聴くだけでなく
五感を働かせ、「見る」「聞く」「書く」という3本の矢を使う。
単語帳やメモを作ることよりも、
覚えることの『実質』の部分に集中するのがよい。
○落語力
「下から目線」の力を持つ。
<目次>
第1章 まずは翼をひろげて
第2章 いま、吹いている風をつかまえる
第3章 鍛錬は一日にして成らず
第4章 ひとの後ろに道はできる
第5章 幸せの原風景に思いを馳せる
第6章 脳が羽ばたく瞬間