2010/10/16(土)12:39
児玉光雄「「イチローの成功習慣」に学ぶ」
「イチローの成功習慣」に学ぶ
児玉光雄「「イチローの成功習慣」に学ぶ」
サンマーク出版
2010年刊
イチローの言葉の深さ・・
スランプにように見える絶好調もあれば、絶好調のようにみえるスランプもある
練習は裏切らないと言いますが、練習が裏切ることもある
ボールを寸分の狂いもなく芯に当てたいからこそ細いバットを使う
バッターには積極的に打とうと思う体と、がまんする体の両方がいります
イチローの成功の秘訣は、「習慣」にあり。
人との競争に勝つことより、「パーソナルベスト(最高の自分)を目指す」
ことに最重点を置く思考習慣をみにつけている。
平凡な努力を非凡に重ねる・・・ちっともおもしろkないことほど、繰り返す
「いま、小さいことを多く重ねることが、とんでもないところに行くただひとつの道
なんだなというふうに感じています」
「結局は細かいことを積み重ねることでしか頂上にはいけない。
それ以外には方法はないということですね」
本番よりも、準備に多くの情熱を注いでいる。
そう思えるほど万全の用意を行っている。
「したがって、準備がすべて終わった時点で本番での成功は約束されており、
本番ではただ、その準備したことをなずるだけでいい」
・・「本番を超える準備力」
○失敗が足りない
失敗なしで、大きな仕事を成し遂げることは不可能
だから、能力の欠如や努力の量をなげくよりも、チャレンジしてみよ。
○スランプ
スランプの少ない理由は、
バッティングのわずかな狂いでも感知できるすぐれた身体感覚、
その狂いをすぐに修正できる技量の確かさ、
そして、「思索の深さ」がある。
「考える労力を惜しむと、前に進むことを止めてしますことになります」
・・失敗要因にかんする技術的な検討や反省は絶対に必要になる。
○メタ認知
「自分はいま、ここにいる。
でも、自分の斜め上にはもう一人自分がいて、その目で自分がしっかりと
地に足がついているかどうか、ちゃんと見ていなければいけない」
「自分が自分でなかったことに気づけた経験がなくては、いまの自分はいないのです」
<目次>
第1章 失敗を重ねる人ほど、成功をつかむ
(ヒットを打ちたければ、「細いバット」を使いなさい
もっともむずかしい局面こそ勝負時! ほか)
第2章 小さいことほどきちんとこなせ
(「特別な成果」は平凡な努力から生まれる
「やりたいこと」より「やるべきこと」をやれ ほか)
第3章 もっと自分本位であれ!
(仕事のやりがいは自主性の中に存在する
個性の出し惜しみをしてはいけない ほか)
第4章 “最高の自分”をつくり出す心の習慣
(「もっと、もっと、うまくなりたい」の精神を磨け
「イメージの限界」が「能力の限界」になる ほか)