システムエンジニアの晴耕雨読

2010/10/16(土)12:39

児玉光雄「「イチローの成功習慣」に学ぶ」

書評・読書メモ(2322)

「イチローの成功習慣」に学ぶ 児玉光雄「「イチローの成功習慣」に学ぶ」 サンマーク出版 2010年刊  イチローの言葉の深さ・・  スランプにように見える絶好調もあれば、絶好調のようにみえるスランプもある  練習は裏切らないと言いますが、練習が裏切ることもある  ボールを寸分の狂いもなく芯に当てたいからこそ細いバットを使う  バッターには積極的に打とうと思う体と、がまんする体の両方がいります  イチローの成功の秘訣は、「習慣」にあり。  人との競争に勝つことより、「パーソナルベスト(最高の自分)を目指す」  ことに最重点を置く思考習慣をみにつけている。  平凡な努力を非凡に重ねる・・・ちっともおもしろkないことほど、繰り返す  「いま、小さいことを多く重ねることが、とんでもないところに行くただひとつの道   なんだなというふうに感じています」  「結局は細かいことを積み重ねることでしか頂上にはいけない。   それ以外には方法はないということですね」  本番よりも、準備に多くの情熱を注いでいる。  そう思えるほど万全の用意を行っている。  「したがって、準備がすべて終わった時点で本番での成功は約束されており、   本番ではただ、その準備したことをなずるだけでいい」    ・・「本番を超える準備力」 ○失敗が足りない  失敗なしで、大きな仕事を成し遂げることは不可能  だから、能力の欠如や努力の量をなげくよりも、チャレンジしてみよ。 ○スランプ  スランプの少ない理由は、  バッティングのわずかな狂いでも感知できるすぐれた身体感覚、  その狂いをすぐに修正できる技量の確かさ、  そして、「思索の深さ」がある。    「考える労力を惜しむと、前に進むことを止めてしますことになります」  ・・失敗要因にかんする技術的な検討や反省は絶対に必要になる。 ○メタ認知  「自分はいま、ここにいる。   でも、自分の斜め上にはもう一人自分がいて、その目で自分がしっかりと   地に足がついているかどうか、ちゃんと見ていなければいけない」 「自分が自分でなかったことに気づけた経験がなくては、いまの自分はいないのです」 <目次> 第1章 失敗を重ねる人ほど、成功をつかむ (ヒットを打ちたければ、「細いバット」を使いなさい  もっともむずかしい局面こそ勝負時! ほか) 第2章 小さいことほどきちんとこなせ (「特別な成果」は平凡な努力から生まれる  「やりたいこと」より「やるべきこと」をやれ ほか) 第3章 もっと自分本位であれ! (仕事のやりがいは自主性の中に存在する  個性の出し惜しみをしてはいけない ほか) 第4章 “最高の自分”をつくり出す心の習慣 (「もっと、もっと、うまくなりたい」の精神を磨け  「イメージの限界」が「能力の限界」になる ほか)

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