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平将門は神になれたか (ウル叢書)
加門七海「平将門は神になれたか」(ウル叢書) ペヨトル工房 1993年刊 平将門が亡くなり一千年以上たったいまでも、 将門を調伏するための様々なしかけがいたるところに張り巡らされている、といいます。 明治になってから、明治政府は、将門を逆賊とみなし、 神田明神に祀られていたその霊を秘かに本殿の外に移した。 市川市の八幡にある八幡藪不知(やわたやぶしらず)・・ この駅前の好立地が、再開発の対象外になり続けた理由。 平貞盛の施した将門封じの陣のため、後代までそれを壊さず禁足地として 残し続けた。 このような呪術統治政策は、内密裡に全国にあるのではないか??? 将門は、日光から鎌倉につながるライン・・ 俵藤太、妙見に抑え込まれてきた。 圧巻なのは、 都内にある社寺をつなげると、北斗七星になること。 この北斗は、天海によってしかけられ、将門の首と胴を分断している、という仮説。 遅ればせながら、というか、 今更ながらですが、 「帝都物語」も手に取らないといけませんね(+_+) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012.12.01 22:28:06
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