テーマ:将棋について(1290)
カテゴリ:将棋
米長邦雄「六十歳以後―植福の生き方」 海竜社 2007年刊 「60歳のニートをなくそう!」 60歳からが「本当の人生」の始まり。 では、それまでの人生は何だったのか? それは、「修行」である。 新しい人生を生きるために必要なこと。 それは、「中古の思考法」は捨て去ること。 捨てるたびに、新しいものが入ってくるようになる。 過去が大事だと思うと、頭も固くなり、体も錆びつく。 60歳を過ぎても心の若さを保ちたいと思ったら、 肉体の衰えなどに惑わされてはいけない。 ≪運には、「今このとき」、「現在」しかないのだと思う。 これまで使ってきたからこれだけ減ったとか、 まだ使っていないからこれだけ残っているといったものではない。 打ち出の小槌のようなものがあって、そのときの振り方がよければ 運が生み出され、振り方が悪ければ運は生まれてこない。≫ ≪大事なものほど、ひらめきを大切にしなければならない。 大事なものほど、迷ったり、悩んだりしてはいけない。 もし迷っている、悩んでいるという気持ちが少しでもあるとしたら、 やめたほうがいい。≫ 60歳までの勝ちは、他人との比較による勝ちである。 しかし、60歳からの勝ちは、自分が幸せを感じながら生きられるか どうかにかかっている。 さらに、理想的なのは、他人の喜びが自分の喜びになるような勝ち方が 望ましい。 義の道を一生懸命生きることができれば、 運気が上向く、いい風が吹いてくる。 <目次> 1章 積極的に自分を変える生き方―古いものを脱ぎ捨てる勇気を持つ 2章 今を絶対肯定する生き方―自分だけの絶対基準を持つ 3章 運と福を呼び寄せる生き方―“人生の女神”に愛される男を目指す 4章 心に青春を保つ生き方―七十歳の恋を人生の最終目標にする 5章 植福の生き方―六十歳からは義に生きる 6章 将棋連盟会長・教育委員としての生き方―勝負師から大転身した私がやっていること 7章 信念を行動で示す生き方―ひとりの人間として、いのちのためにできること 8章 デジタルとアナログを融合した生き方―人間らしい心の豊かさを持ち続ける お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013.03.06 22:22:23
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