テーマ:好きなクラシック(2273)
カテゴリ:音楽
中川美登利「モーツァルト」(講談社火の鳥伝記文庫) 徳田秀雄 イラスト 1987年刊 ザルツブルグで、コロレッド大司教の下、 コンマスをしていたときのモーツァルトの心境・・ 「父さん、宮づかえっていのは、つらいもんだね。 ぼくはもう、息がつまりそうです。 ちゃんとしたオペラを上演する劇場一つない、こんな小さな町で、 大司教のごきげんをとっていなけりゃならないんだから。」 のちに、三大交響曲と呼ばれる交響曲39番~41番(ジュピター)を 作られた当時、モーツァルトは経済的にもっとも行き詰っていた。 ≪モーツァルトのことをしらべてみると、 音楽の美しさにくらべて、その生涯があまりにも悲惨なものであったことに、 強く胸をうたれます。 どうしてあれほど苦しい生活を送りながら、こんな音楽がつくれたのだろうかと、 ふしぎというより、おどろきのほうが先にたちます。≫ その理由は、 モーツァルトの音楽が、あまりにも進み過ぎていたため、当時の人々がついていかなかったため。 そんなことがなぜ可能だったのか? ≪それは、モーツァルトのたましい(魂)が自由であったからだと思います。≫ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013.10.30 22:53:11
コメント(0) | コメントを書く
[音楽] カテゴリの最新記事
|
|