カテゴリ:脳科学
池谷裕二・上大岡トメ「のうだま2 記憶力が年齢とともに衰えるなんてウソ!」 幻冬舎 2012年刊 ≪解剖学的知見からは、脳の神経細胞の数は、 3歳以降はほぼ一定で、100歳まで生きてもほとんど変化がないことが報告されている。 つまり、脳という装置は経年劣化しない。≫ 実は、忘れ物は、大人よりも子供の方が多い。 大人が忘れっぽくなった、というのは「思い込み」。 子どもの頃に比べて、記憶すべき量が2ケタ以上増えているにもかかわらず、 復習やテストをして再確認する時間をとらなければ、覚えられなくて当たり前。 「もの覚えが悪くなった」と感じるのは、 すなわち、 ≪好奇心自体が働かなくなっているとき 「新鮮」と感じられず何でも「当たり前」で片付けてしまう つまり 人生に慣れてしまっているんです≫ 「記憶力が年齢とともに衰えるなんてウソ!」 「尊い好奇心を失うな」 Never lose a holy curiosity. Einstein <目次> 第1章 記憶力の減退は加齢が原因ではない! (なかなか思い出せない!! なかなか覚えられない!!) 第2章 加齢で脳の神経細胞は減らない! (記憶の役割って? 短期記憶と長期記憶 キーパーソン カイバ ほか) 第3章 睡眠を記憶力増強に利用しよう! (眠ることも記憶のうち レミニセンス効果 魔法の記憶・方法記憶 ほか) 第4章 好奇心があれば記憶力は衰えない! (脳は入力するよりも出力を重視する) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014.08.03 19:00:21
コメント(0) | コメントを書く
[脳科学] カテゴリの最新記事
|
|