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超ロジカル思考 [ 高野研一 ] 高野研一「超ロジカル思考--「ひらめき力」を引き出す発想トレーニング」 日本経済新聞出版社 2015年刊 見えないモノに気づく人、見逃す人の違いとは? 「世界の見方は一つではない」ことを知っているか否か。 では、どうすれば、多様なものの見方ができるようになるのか? 視野を広げる方向性・・ STEP1 目に見えるもの → 目に見えないもの STEP2 経験したこと → 経験のないこと STEP3 過去 → 未来 STEP4 常識の中 → 常識の外 STEP5 自分の内面 → 他人の内面 そして、STEP6では、 新しいモノの見方について仮説を立てた上で、それが本当に現実を捉えているかどうか 検証することを通じて、目利き能力を養う訓練を行う。 100点の正解があるのではなく、異なるモノの見方があることを知る。 モノの見方を変えることが、世界を変えることになる。 人がボーっとしている時の大脳の稼働率は、何パーセントくらいか? ・・実は8割以上である。 つまり、一生懸命考えても、2割も稼働は上がらない。 大切なのは、残りの8割の無意識の世界を活性化させることにある。 ≪無意識の世界を活性化させるには、 行ったことのないところに行き、 会ったことのない人と会い、 これまで触れたことのない新しい刺激を受け続けることが必要になる。 考えるのではなく、ひたすら観察を続けるのだ。≫ ≪それを続けながら、気になったことを ノートに書きとめる習慣をつける。 ノートを毎日1回斜め読みする。 ある日突然、「あっ」という声とともに、 新しいモノの見方が浮かんでくるまでこれを続ける。≫ 自分の器を超えた問題を解くときのアプローチ方法・・ それは、「問題の構造」を解明すること。 問題の構造を解きほどいていくと、今度は調査をかけることが可能になる。 つまり、現地・現物・現実を把握すること。 自分の器を超える問題を解くためには、分析力やロジカルシンキングだけでは限界がある。 イマジネーションを広げる力、目に見えないものを見る力こそが必要になる。 <目次> プロローグ 新しいモノの見方を発見できる人たち STEP1 グーグル創業者に学ぶ「見えないものを見る」トレーニング STEP2 孫正義に学ぶ「自分の器を超えた問題に挑む」トレーニング STEP3 ジョブズに学ぶ「未来を自ら創りあげる」トレーニング STEP4 ベゾスに学ぶ「常識から自由になる」トレーニング STEP5 コトラーに学ぶ「人の内面を見る」トレーニング STEP6 鈴木敏文に学ぶ「仮説を立て検証する」トレーニング STEP7 4人の天才たちの教え エピローグ 情報革命後の世界を生きる お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2016.11.13 20:14:19
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