カテゴリ:メンタルヘルス、モチベーション
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やり抜く力 人生のあらゆる成功を決める「究極の能力」を身につける / アンジェラ・ダックワース 【本】? GRIT やり抜く力 -人生のあらゆる成功を決める「究極の能力」を身につける- アンジェラ・ダックワース 訳 神崎 朗子 ダイヤモンド社 2016年 やり抜く人の育て方・・どのようにしたら、「やり抜く人」が育つのだろうか? 「やさしい育て方」と「厳しい育て方」があるのではない。 ≪「愛情ゆえの厳しさ」について、「愛情をもって子どもの自主性を尊重する」か、 「断固たる態度で親の言うことを聞かせる」か、そのふたつのあいだの妥協点を探ること だと考えるのは、まちがっている。≫ この二つは両立可能である。 いずれの場合も、子どもの興味を中心に考えるという意味において「子ども中心」であり、 「なにをなすべきか」「どれくらい努力すべきか」「いつならやめてよいか」 など重要なことは、必ずしも子どもに判断を任せなかった。 米国の10代の若者たちの調査結果によると、 課外活動を、「2年以上」「頻繁な活動」をした子どもは、そうでなかった子どもに比べて、 将来の収入が高い。 「最後までやり通す経験」から人格が形成される。 なぜなら、 「活動に取り組んでいくうちに、周りの人から多くのことを学ぶ。 いろいろな経験を重ねるうちに、自分にとってなにが重要なのか、 その優先順位がわかってくる。そういうなかで人格が育まれる。・・」 「やり抜く力」の強い集団の一員になること。 文化と「やり抜く力」の関係は、 ≪自分の「やり抜く力」を強化したいなら、「やり抜く力」の強い文化を見つけ、 その一員となること。 あなたがリーダーの立場にあり、組織のメンバーの「やり抜く力」を強化したいなら、 「やり抜く力」の強い文化をつくりだすことだ。≫ 「やり抜く力」を伸ばすには、2つの方法がある。 ≪ひとつは、「やり抜く力」を自分自身で「内側から伸ばす」方法。 具体的には、「興味を掘り下げる」 「自分のスキルを上回る目標を設定してはそれをクリアする練習を習慣化する」 「自分の取り組んでいることが、自分よりも大きな目標とつながっていることを意識する」 「絶望的な状況でも希望を持つことを学ぶ」などの方法がある。 もうひとつは、「外側から伸ばす」方法だ。 親、コーチ、教師、上司、メンター、友人など。周りの人びとが、 個人の「やり抜く力」を伸ばすために重要な役目を果たす。≫ <目次> [PART1]「やり抜く力(グリット)」とは何か? なぜそれが重要なのか? 第1章:「やり抜く力」の秘密 なぜ、彼らはそこまでがんばれるのか? 第2章:「才能」では成功できない 「成功する者」と「失敗する者」を分けるもの 第3章:努力と才能の「達成の方程式」 一流の人がしている当たり前のこと 第4章:あなたには「やり抜く力」がどれだけあるか? 「情熱」と「粘り強さ」がわかるテスト 第5章:「やり抜く力」は伸ばせる 自分をつくる「遺伝子と経験のミックス」 [PART2]「やり抜く力」を内側から伸ばす 第6章:「興味」を結びつける 情熱を抱き、没頭する技術 第7章:成功する「練習」の法則 やってもムダな方法、やっただけ成果の出る方法 第8章:「目的」を見出す 鉄人は必ず「他者」を目的にする 第9章:この「希望」が背中を押す 「もう一度立ち上がれる」考え方をつくる [PART3]「やり抜く力」を外側から伸ばす 第10章:「やり抜く力」を伸ばす効果的な方法 科学では「賢明な子育て」の答えは出ている 第11章:「課外活動」を絶対にすべし 「1年以上継続」と「進歩経験」の衝撃的な効果 第12章:まわりに「やり抜く力」を伸ばしてもらう 人が大きく変わる「もっとも確実な条件」 第13章:最後に 人生のマラソンで真に成功する お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2016.12.30 20:25:39
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