カテゴリ:書評・読書メモ
植西聰「50代からの人生が楽しくなる89のコツ」(だいわ文庫) 大和書房 2015年刊 ≪もうトシだと思う時に 「若い頃できなかったから今できる」と考える。≫ 学習性無力感のたとえとして「鎖につながれた象」を使われていますが、 若い頃できなかったため、苦手意識を持ち、やらず嫌いになっていることも、 いまならできるかもしれません。 ≪若い頃にはなかった知恵や能力が、50歳になった今だからこそ 充実している」と気づくことが大切です。≫ 20代の頃できなかったことも、知恵と時間と少しのお金があれば、 できることは格段に広がっている、と考えた方が健全だと思います。 ≪マンネリを脱するには 興味を持ったことはすぐやってみる。≫ ≪「無理」という言葉が増えたら 「まてよ?」 「やてみるか」 を口癖に。≫ ≪「もう」が口癖になっていたら 「まだ!」で意欲を高める。≫ 追い込まれた時のつぶやきは、 「まだまだ」でありたいと思っています。 ≪経験をよりよく生かすには 自分には普通の経験が、異分野では得がたい知識になる。≫ ≪「いい生活」より「いい人生」を目ざす≫ 若い人が「よりよい生活」を求めるのは、生きる意欲をかき立てる上でいいことですが、 後半生は、「よりよい人生」を求めた方が、大きな満足を得られるようになる。 スイスの詩人、マルティン・ウステリ 「ランプが消えないうちに、人生を楽しみたまえ。 花がしぼまないうちに、花を摘みたまえ」 つまり、 「死が訪れる前に、人生を楽しむことが大切だ。 生きている限りは、自分がやりたいと思っていることを思う存分やるのがいい」の意。 ≪今さら健康なんてと思っているなら 健康にも「もう遅い」はないと考え直す。≫ ≪どんな年齢になっても、適度な運動をして、食事を気をつければ、 それ以降の人生を健康的に過ごせる可能性が高くなるのです。≫ <目次> 第1章 50代からの自分設計(以下、50代からの、の文言省略) 第2章 チャレンジ 第3章 モチベーション 第4章 満足術 第5章 幸福感 第6章 働き方 第7章 成長 第8章 リラックス 第9章 理想像 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017.01.15 09:14:35
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