カテゴリ:書評・読書メモ
山崎武也「上品な人、下品な人」(PHP新書) 2005年刊 ○忙しがる 「私だって」は上司の禁句! ≪部下が忙しいことを訴えると、「自分だって忙しい」などといって、部下の言葉をはねつけようとする人がいる。 部下の悩みに耳を傾け、その問題を解決する手助けをするのは、上司の役目の一つである。 その役目を果たさないで、自分も同じ状態にあると相手にいうのは、上司の地位を返上したり 捨てたりするのと同様である。≫ ≪私もできるだけ「忙しい」という言葉は使わないようにしている。 だが、ただ一つ例外がある。 押し売りの電話は、「お忙しいところを」といった前置きの言葉から始まる。 それに対して、間髪を入れず「そのとおりで忙しいので」といって話を聞くことを拒否している。≫ ○人の収入についての質問 そもそも、人に収入を聞く、などということは下種の極み・・ でも、もし聞かれたらどう答えればばよいか? ≪聞かれた側としては、「食べていくくらいは稼いでいる」などといっておけばよい。 軽くかわして相手にしないことだ。 そこで逆襲よろしく相手の収入について聞いたりしたのでは、同じ穴のむじなになってしまう。 いずれにしても、相手も情報をくれるはずはないので、気まずい雰囲気になるだけである。≫ <目次> 第1章 とてもつきあい切れない下品な人 第2章 上品な上司、下品な上司 第3章 こんなに困った「品のない客」 第4章 「なぜかモテない人」には品がない 第5章 若者にシカトされる下品なオヤジ 第6章 渡る世間に品はなし お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017.05.28 21:14:28
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