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GL 日本人のためのグローバル・リーダーシップ入門 第4回 多様性の尊重:イノベーションを生む職場環境を構築する Kindle版 コーン・フェリー・コンサルティング-ジャパン PHP研究所 2015年刊 Value Difference 多様性を尊重する という力 ダイバーシティというと、女性・外国人・障碍者などといった属性に注目されるが、 本当に大事なのは、 属性ではなく、頭の中の多様性にある。 つまり、視点、スタイル、考え方である。 一人で発想することには限界があり、 他者の協力を得ることで、思いもよらなかったアイデアや発想に触れることができるようになる。 自分と異質な人材は、才能の宝庫である。 ビジネスにおいても、社内に多様性がないと、 今後一層多様化するニーズに対応できなくなる。 《ダイバーシティ・マネジメントの本質とは、組織の構成員全員が、一人ひとりが「違う」 と認めてリスペクトし、一人ひとりをモチベートし、エンゲージさせて能力を最大限引き出すことです。》 多様性を尊重することによって、大きな成果を生むことができる。 ただし、その前提として、 インクルージョンが必要となる。 「組織の構成員が、意欲を持って働き、自由にものを言えるなど、能力を発揮できる職場環境や 組織風土があること」 ・・この受容的で寛容な職場環境の構築をインクルージョンという。 ところで、 どうすれば多様性を尊重することができるようになるか? まずは、「自己認識」です。 自分が他者にどう対応しているか知り、自分の偏見を認識することです。 次に、「行動」です。 偏見やコンフリクトにどう対処するか検討し、相手をリスペクトしていることを表明する。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017.06.24 09:16:17
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