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MATRIX7

2007.09.26
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カテゴリ:サッカー

 浦和レッズは昨年度のアジア王者である全北現代(韓国)を2-0で破って準決勝に進んでくれた。ところが、川崎フロンターレは2試合とも0-0という結果に終わり、最終章はPK戦決着になった。そこでアジアカップの悲劇が繰り返されてしまった。いつものことだが、日本人はプレッシャーに弱い。遠藤(G大阪)のようにPKを得意技にしている選手もいれば、羽生のように蹴りたくないと思う選手も出てくる。PKに失敗する理由はプレッシャーの重さと経験不足になる。練習では平気でも、大観衆の見守る緊張した場面では心理を不安定になり、思うようなキックが蹴れない。日本人はミスを極端に恐れるから、なおさら外しやすい。(Jリーグの引き分け試合の場合は、PK戦で決着をつけろと主張する根拠になる。そうすれば経験を重ねることができる)
 川崎フロンターレが準決勝に進出できなかったのは力不足というよりも、過密日程にあることは間違いない。土曜日のリーグ戦の合間に、水曜日にイランに行って1試合をしてくるなどということは、日本とイランの時差を考えれば愚かな日程という話になる。協会が8選手を先発させなかったといって、川崎を批判するのは筋違いだろう。欧州CLでも勝ち残るためにはあらゆるアイデアを絞る。昨年度のACミランとリヴァプールが決勝に進出したのも、リーグ戦優勝に無関係だったことが大きい。選手起用に無理をする必要がなければ、リーグ戦とCLの過密日程に勝ち残れる。チェルシーは優勝がかかっていたので選手に無理をさせてしまったことが敗因になっている。
 これまでJリーグのチームがアジアCLの予選リーグで敗退していた理由は、早く楽になりたいという心理であったことは間違いない。勝ち続ければ勝ち続けるほど厳しい日程が待っているというのでは、選手はやり切れなくなる。アジア一の実力と他のアジアのクラブ監督からも認められたガンバ大阪が敗退したのも、過密日程の疲労が重なったことが原因だろう。それを知りながら、このような日程を組む協会もどうかしている。川崎フロンターレがPK戦に負けても、スタジアムでは観客の暖かい拍手が続いたということがわずかな救いになっている。
 浦和と川崎の奮闘で、アジアCLが大きく盛り上がったことは嬉しかった。これまでは話題にすらならなかったから、アジアCLの行われるスタジアムはがらがらだった。クラブ側も運営が赤字になることで、アジアCLは迷惑程度にしか考えていなかった。このマイナスの流れを断ち切ってくれたことが大きい。ジュニーニョの惜しいシュートを見ていると、川崎が勝てたはずなのにという思いが残るけれど、韓国遠征した浦和が勝ったことで埋め合わせはできた。川崎と韓国のスタジアムも昨年度までの空席状態ではなく、大いに盛り上がっていた。これはアジアCLが発展するチャンスがめぐってきたと証拠になる。そのきっかけを川崎フロンターレは生み出したのだから、谷口も肩を落とすことはない。あとは浦和レッズが横浜の決勝戦で、ACミランと戦うことができるのだろうかと思わせてくれるだけで・・・。







Last updated  2007.09.28 13:11:19
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