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MATRIX7

2007.09.28
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カテゴリ:モータースポーツ

 メインスポンサーSSユナイテッド(石油取引会社)の資金不払いという契約違反で、財政的な危機に陥っていたSuperAguriに、複数の日系スポンサーが支援を表明している。新たにカロッツェリア(パイオニア)とフォーリーフ(健康食品)のロゴがマシンの胴体横に貼られている。日清食品とバージン・エア(航空会社)も加わるということなので、資金不足は一気に解消することになる。チーム設立からの苦労の連続が水の泡になる直前に、資金不足が解消したことは幸いだった。
 SuperAguriはレースごとにマシンを自費でサーキットに搬送しなくてはならない。ホンダに支払うエンジン代やパーツ企業への支払にも事欠いていたというから、資金難は深刻だったはずである。F1は世界的にはメジャースポーツでも、日本国内ではマイナーなので認知度を優先するスポンサーは見向きもしなかったというのが現実になる。日本GPの段階になって有力スポンサーが名乗り出たのも、必死の説得工作が功を奏したのだろう。スペインや中東の石油資本に株式を売却するという噂もあったから、何とか日系F1チームとして生き残れることは幸運だったというしかない。
 SuprAguriの最大の課題は、来シーズンのマシンをどう調達するかにある。100人程度の組織をマシンの自力開発が可能な体制にするには、少なくとも人員を200名程度まで拡大する必要がある。(それでも戦闘力はSA107レベルに終わるだろう)もうひとつの選択肢は、ワークスマシンを購入する道になる。これが一番有力と見られていたけれど、カスタマカー・チームにはFOMの分配金(総計500億円)が支払われない条項を加えることを討議しているために、コンコルド協定が締結されないという事態に陥っている。(自力でマシン開発するウィリアムズが強硬に条項を入れることを主張している。苦労して自力開発するチームよりも、楽をするカスタマカーチームが上位に来るのを嫌っている)
 HONDARA107の戦闘力は低く、ポイント獲得はSA107程度にとどまっている。RA107を採用すると相当苦戦することが予想できるから、それならばSA107改のほうがましと考えても無理はない。SA107(実質旧型RA106) のボディに最新のエンジンと空力パーツを加えれば、そこそこの戦闘力が期待できる。(ただし、多くの人が期待している佐藤琢磨の活躍は見られなくなるだろう)マクラーレンがポイント剥奪処分で圏外に落ちたことで、SuperAguriは7位になる可能性もあるから、それなりのFOM分配金が支給される。新たなスポンサー資金に加えて、FOM分配金(数十億円)を生かさない手はないから、悩ましい選択になる。
 HONDAが本気になって開発している来年度型RA108をそのままリースしてもらえばありがたい。しかし、旧型と違って支払額は大幅に増える。HONDA側も常に4台のマシンのアップデートを行わなければならないから、おそらく嫌がるだろう。旧型マシンならば、改良する主体はSupeAguriとワークスではないHONDA埼玉になるから、資金負担が大幅に減る。マシンの戦闘力と分配金(来年度の成績)とスポンサー資金などを複雑に計算しなくてはならないから、頭が痛い問題なのだが・・・。







Last updated  2007.09.29 09:27:17
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