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2010.09.14
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カテゴリ:趣味

せどりとは無関係な記事です。覚書として書いています。興味の無い方ごめんなさい。

実はせどりを始める前は、ブックオフよりもハードオフに足しげく通っていました。

主にオーディオ機器とパソコンのジャンク機器を漁るためです。

今でもブックオフとハードオフが併設されているお店では、本の仕入れの途中や後にハードオフと覗きます。

以前は古いオーディオ機器など真空管アンプであっても信じられないくらい安く売っていたものですが、最近はほとんど見ませんし、あっても信じられないくらい高い価格で売っていたりします。

そんな中、先日往年のオーディオマニアなら大抵知っているLUXMANのKMQ60というメインアンプのジャンクを見つけました。

(後で写真を入れます) 

型番の頭に”K"が付けられているようにこれは製品版であるMQ60をキットにしたものです。

”キット”という言葉も馴染みの無い若い方もいらっしゃるかもしれません。



ある製品を作るための部品をセットにしたもので、組み立て・配線・調整をユーザーがするもので、完成品を買うよりも安価に入手できました。

KMQ60の元となった製品は、MQ60であるサイトによると当時の価格で62000円

KMQ60は、多少設計変更や使用真空管が異なるようですが、46000円で入手できたようです。

さて、このジャンクのKMQ60ですが、片チャンネルは音が出ないという触れ込みでした。

このアンプの場合、音が出ない原因の大部分は、出力トランスの断線か固定バイアスの故障で出力管(50CA10)が逝ってしまったかです。それ以外にもヒーターの断線などが考えられます。

特に出力トランスOY15の一次側は細い線を用いており、繊細な分、事故以外にも一定の期間で壊れることがうわさされています。

この場合、片チャンネルは音が出ているということですから、電源系統はOKと判断できますし、出力管(50CA10)のゲッターも大丈夫でした。

ちょっと不安でしたが、少しの時間電源を入れてもらい出力管(50CA10)のヒーター点灯も確認できましたので、おそらく出力トランスOY15の故障と判断。

動作品の半分位の価格でしたが、思い切って買ってみました。

おまけに予備のMT管が3本付属していました。(1本は真空管名が消えています)

家に持って帰って、ふたを置けてみるとこんな感じ。

(後で写真を入れます)

組み立てた当時のままの状態です。

ざっと目視した感じでは、CR等に問題は無いようでした。(もちろんCは見た目だけではわかりませんが)

早速テスターで出力トランスの断線を調べてみましたが、2個とも問題ない値です。

カップリングコンデンサーのオイルコンデンサーのリークはありそうでしたが、致命的な値ではないような感じ....

どこが悪いのかなーとボーっと見てますと、どうも初段管とドライバー管がおかしい感じです。

KMQ60の場合、シャーシーに書かれているとおり、初段管にはEF86あるいは6267が、位相反転&ドライバー管には、6AQ8あるいはECC85が使用されます。

ところが....

(後で写真を入れます)

まず、左右の初段管が異なります。

一方は6267のようですが、もう一方は印刷が消えてしまっているのですが、どうみても双三極管です。プレートの大きさから12AU7ではないかと思われます。

これでは片チャンネルの音が出ないのは当然ですね。

さらに驚いたことに位相反転&ドライバー管の場所には、有名なシーメンスのECC83が挿さっているではありませんか!!

これは12AX7と互換性のある小信号用双三極で、プリアンプやパワーアンプの初段管に使われるものです。

ドライバー管には使えないでしょう。

これは推測ですが、このアンプ、ハードオフで引き取った時には、真空管がはずされており、あまり詳しくない店員が推測で挿したものと思われます。

”ECC85ってかいてあるけどこのECC83でも動くかな?”って感じですか?

その証拠に、予備として付いていた3本の真空管の1本は、6267です。

 (後で写真を入れます)

6267は5極管ですから、形状からはっきりわかります。

そして決定的な証拠として予備の残りの2本は6AQ8なんですね。

 (後で写真を入れます)

というわけで、恐らく片チャンネルの初段を6267に換え、位相反転&ドライバー段に6AQ8に交換して、バイアス調整をすれば、それなりの音が出そうです。

カップリングコンデンサーのリークはちょっと怖いですが.....

 

 

 

 






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Last updated  2020.09.11 11:35:05
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