(写真)は共食いされかけたカラス。口から大量に血を吐いてますが、こういうケースは、弾が肺を突き破っているのに、撃たれた衝撃で急に飛び立ったりした時によく見られます。頭や首に当たっても口から血が出ますが、そういう時は飛べませんし、吐いたように大量には出ないようです。そのほかの内臓に当たった時も、あまりこういうことはないようです。共食いは新鮮な血が、腹を空かせた仲間の我慢の限界を超えさせたのでしょうか?なんか、大げさな表現ですが…。
で、理想はやっぱり獲物に少しでも苦痛を与えないで済む(クリーン・キル)、つまりヘッド・ショットなどです。カモやキジ、キジバトなどを空気銃で狙う場合も多くのハンターが試みているはずです。私はカモやキジには装薬銃を使いますが、これとて、散弾が少しでも肉を傷めない部分に当たるように頭の方を狙います。「だから、当たらない」という先輩たちの天の声(爆。私の使っている空気銃は、単発のポンプ式。次弾を撃つまで2、3分はかかります。ですから、頭を狙って外すと、それこそ千載一遇のチャンスを逃した気分になります。それで的の大きい背中などを狙います。その結果、翼だけ折れて田んぼ中を走り回られたり、(写真)のように飛ばれたりします。
http://sports.kairairiku.com/ranklink.cgi?id=3526