![チョークあれこれ.jpg](https://image.space.rakuten.co.jp/lg01/88/0000393688/70/img88d4ab60zik1zj.jpeg)
佐世保の事件を受けて改正された法律が完全施行されてまだ1カ月あまりというのに、また、許可銃による殺人事件が起きてしまいました。残念でなりません。事件の詳細は追って明らかになっていくでしょうが、所持者は自害してしまえば今後の追及を受けることはありません。佐世保の事件やアメリカで頻発する多くの乱射事件と同じ顛末です。被害者や所持者の家族、関係者が受ける計り知れない影響への配慮は微塵も感じられません。逆に、そういう心理状況になった時、所持者は許可銃による犯行に及ぶんでしょうか。所持者を擁護するわけではありませんが、いくら法規制を厳しくしても、自暴自棄になった人がたまたま所持者だとこういうことになるってことなんでしょうか。それではすべての所持者にそういう可能性があるんでしょうか。所持者にこれ以上何を求めればこういう犯罪は防げるんでしょうか。所持を全廃すればこういう犯罪はなくなるんでしょうか。私たち所持者はいつ、銃を手にした犯罪に手を染めないかと日々、各々の中の悪魔の誘いと戦いながら生きているってことでしょうか。そうではないでしょう。狩りの楽しさや猟果を待つ家族の顔、真の射撃の醍醐味を知っていれば、こういう犯罪は起きないと私は思っています。亡くなられた方のご冥福をお祈りします。