歌えば、「とまあっていーるーよーつえのおさーき」ですかね。(写真)はまだまだ引っ張る磐梯山、安達太良山登山シリーズの第4弾(笑。たまたま花を撮るためにマクロレンズがついてたので、休憩中にザックを下ろした同行者が、ザックにつけたストック(登山用の杖)にとまった赤とんぼにフォーカス。「山渓」に応募したらつかってもらえそうな気もするショットになりました(笑。
で、ストック。今は山でストックを使う人が本当に多いです。それもダブルストック。私もLEKIの木製グリップシングルストックを愛用してますが(もうボロボロ)、20数年前、本格的に登山を始めたころは、山の先輩に最初はストックは使わない方がいいと言われました。理由、ストックに頼りすぎると余計疲れるから。確かに、そうでした。どこへ行くにも必要以上に重い装備の私は、もう、ストックなしには歩けません(笑。猟の時も、モノポッドになるストックを使ってます。そして、ダブルストックを使ってる中高年の初心者らしい登山者にこうしたケースがまま見られます。もう、登りで2本のストックで踏ん張って立ち往生してる人。こういう人は下りでストックを突きそこなうと、場所によっては大怪我、最悪滑落死です。それほど、高山でのストックの使い方には慣れが必要だと思います。実際、ダブルストックが流行し始めたころ、私の地元の山で突き損ないで滑落死した高齢者がいました。2つ目は長さの調整。登りは短く、下りは長く。同じ長さのままで突いていると、疲労も増すし、危険度も増します。