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カテゴリ:趣味の読書
●岡崎琢磨著「珈琲店タレーランの事件簿」
タイトルを見たときに、万能鑑定士やビブリアと同じ範疇かな、と思いました。 帯に「このミス」大賞隠し玉作品、とあったので購入。 最近帯買いが多めです。 変にひねってあるところもあり、私は嫌いではないですが、 20代の作者のデビュー作らしいので、ちょっと作った感が強めでした。 万能鑑定士やビブリアと比べると、キャリアが違うのでちょっと厳しいです。 ミステリーというより、恋愛小説のように感じました。 ●貫井徳郎著「崩れる 結婚にまつわる八つの風景」 これはまた、すごい小説でした。 単行本は1997年の刊行で、作者は多分当時29です。 しかも男性で、どうしてここまで女性の気持ち悪い部分がわかるかなと。 面白かったですし、短編なので一気に読めました。 被害者は誰?と、愚考録とこの作品、全部テイストが違うので、 次を読むのが楽しみです。 ●荒川弘著「百姓貴族1、2」 漫画エッセイです。 銀の匙の作者の、自分の子ども時代や実家(北海道の農家)についてのエッセイで、 これだけで読んだら多分面白いと思ったと思われますが、 銀の匙がとんでもなく面白いので、ちょっと面白さは落ちるかと。 I Robot(リライト版)面白いのに、日本語の本を読むモードになっていて、 なかなか読み終わりません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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わたしも読んだときに、ビブリアだなぁ~って思いましたし、どうしても意識してしまって。
個人的には後出し感で、おもしろいけど世界に入りきれなかったです・・・。 ネットで探すと、ビブリアとの比較が多いですね~。 あと一歩、もうちょっと仕事がんばろうよみたいに 書いてあるサイトって、ネットで探したら意外にあるんですね。 特に↓のサイトはきびしいです。 http://www.birthday-energy.co.jp/ まず、仕事をきちんとしなさいと・・・。 作家業との兼業って、大変だ。 (2012年10月07日 12時10分49秒) |