草加の爺の親世代へ対するボヤキ

　私・草加の爺は根が単純で、バカ正直に生まれついているものですから

つい、つい　深謀遠慮　と言った大人の　謀(はかりごと)ができませんで

これまでにも色々と　しなくて済んだ苦労を重ねてきて居りますが、

今回もまた、我慢できずに　本音　を漏らすことに致します。これについては

「神の啓示」がありまして、お前流で押し通しても宜しい、とのお許しが出ましたので

さらに申せば、このブログの最初からの意図である、世の大人たちに物申す

精神にも合致いたしますので、真っ正直に　胸の中の思いの丈を　忌憚なく

開陳させていただきます、はっきりと。

　さて、一人が生きがいを感じて、光り輝くならば、その一人だけでなく

世の中全体が光り輝くようになる、実際の話が。ひとつの場所が活気を取り戻し

大いに発展したならば、必ずや、その他の場所もその影響を受けて、発展し、好循環を産む。

　風が吹けば、桶屋が儲かるー式の強弁ではありません。このテーマだけで優に

本が一冊書けるほどの重要な事柄ですが、今は先を急ぎますので、この程度で止めておきましょうか。

　さてさて、何が一番言いたいのか、とお尋ねでしょうから、ズバリ核心から申し上げます。

資本主義の世の中だから、お金儲け、利益を上げる、銭を手に入れる　事は当然のこと。

そしてまた、お金が無くては生活できないのですから、その為に自分の命を削る。

朝から晩まで、四六時中、汗水垂らして、脇目も振らずに一心不乱に、働く。稼ぐ。

これが、私を始めとする　一般庶民　の生活の有り様であり、実際であります。仕方が

無いじゃありませんか、飯を食わないことにはお互い生きてはいけない存在なのですからね。

　以上、文句のつけ様のない私たちの生活実態でありますが、一寸、お待ちください…。

本当に、金輪際、これ以外に生き様は無いのでしょうか？お金という、実に　有難い　お宝を

ほんの一寸だけ、心の中から排除してみてください、ほんの少しの間だけで結構ですから。

　すると、どうでしょう！　何か今までとは違った風景が見えて来ないでしょうかね……。

　そうです、そうですね、私たちは　仕事をすること自体が　本当は大好きだった

事に気がつきますよ。先ず　ボランティア　と言う奉仕の精神が目に飛び込んで参りますでしょ。

それから、昔のお母さんたちは子供たちのために、家族のために、朝から晩まで身を粉にして

働き詰めにはたらきました。そして、一昔前の職人さんたちは　欲得抜きで

自分のプライドのためにとことん、仕事に打ち込み、結果、世のため他人のためになる

立派な仕事を成し遂げていましたね。それから、それから、不肖ながらこの私・草加の爺にしても

以前サラリーマンをしていた時には、サラリーマンであることを全く忘却したかの如くに

自分の仕事に打ち込んでいました、はい、有給休暇もとらずに。仕事すること、働く

こと自体がこよなく楽しかったから。そして現在もまた、一介のアルバイトの身分で

あるにもかかわらずに、生徒との交流、同僚の大学生講師とのコミュニケーションをエンジョイ

しております、性懲りもなく。事ほど左様に、心がけ次第では、銭金目的以外の働き方は

いくらでも存在するのですよ、実際に。

　全ての　元凶　は私が前に申した「奴隷根性」なのでして、無意識にその下劣な意識に

災いされて、今日の　忌々しい惨状　をば将来させてしまったのでありました、実は。

　そして、肝腎の私の真の狙いは、実に従来の企業のありかた、企業の目的、企業の

活動の仕方そのものを　全否定　しようということだったのであります、はい！？