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草加の爺の親世代へ対するボヤキ

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草加の爺(じじ)

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2020年01月02日
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最近、特に感じることがある。

 ドラマや小説の世界を通じて感じる、生きている人間の限りない 美しさ と言う点だ。

 今も昔も、悪い人間がいるし、醜悪な罪を厚顔無恥に犯して恥じない輩がいる。しかし、昔の人間はし

みじみ美しかったと思う。感傷的な懐古趣味にしか過ぎないと、或いは人は言うであろう。感傷でも、懐

古趣味でも構わない。

 人間は生まれながらにして、誰もが美しく輝いている。そう、心底から信じられる事は良いことだ。誰

が何と言おうとも、良いことだ。美しい人間の存在が無条件に信じられ、確信できるとき、老人である私

は無性に涙が流れて仕方がなくなってしまう。滂沱の涙である。血の涙である。貧しくとも、心が限りな

く満たされている豊かさの極致なのだ。涙を流しなが、私はこの上もなく幸せなことを、実感している。

 現代に対する最大の不満は、人間の素晴らしさがもはや信じられなくなってしまったことだろう。

 子供たちに教えなくてはならないことは、人を見たら泥棒と思え。また、人殺しだと思え。殺人鬼が

羊の仮面をかぶっているのだから、夢々、油断したり、隙を見せてはいけない。毎日のメディアによる

報道がそのことを証明するかの如くに、書き立て、喧伝しているかのような有様。

 その地獄図さながらの娑婆世界にあって、私は何と恵まれた人生を、送ることが出来たのであろうか。

まさに奇跡と呼ばずに、何としようか。以下に、以前に 「 魂の叫び声 」と題して発表済みの記事を

再掲載します。

            魂 詞 の 第一号
           「 野 の 花 」

 名もない草花たち、雑草などと十把ひとからげにされて、多くの人々からは無視され、時に乱暴に、無

神経に、踏みつけにされ、時には鎌で刈り払われたりする、いじらしい、愛らしい、野原に咲く小さな草

達と、その可憐な花々……。

 或ものは春に先駆けて、黄色に、いかにも可憐に、その蕾を楚々として開き、そして或るものは、仲秋

の名月の美しい光に照らし出されて、得も言われぬ色彩の、紫色の衣を、含羞のポーズで示す。

 嘗て、イエス・キリストはいみじくも言われたと聞く、「 かの、栄華を極めたソロモン王でさ

え、野に咲く白百合ほどの豪奢な衣装を、身に纏ったことはなかった 」と。

 実に、実に、万物の霊長などと、自らを誇示し、驕り高ぶる人類は、その余りの心の高慢さ故に、謙虚

で、素直な心根をすっかり失ってしまったがために、それまでは人の目に触れずに、隠されていた醜悪至

極な一面を、自身の手で以て拡大し、思わず知らず顔を背けたくなるほどに、膨張・肥満させてしまっ

た。自分たちをみずから苦境・窮地に追い込んでしまっている。残念至極にも……。

 無視され、蔑視され続けている、野の花、里の花たちは、ひたすらに沈黙を守りながらも、私達愚かな

人間に、その厭わしい事実を、教え、諭そうとしている、かのように見える、感じられる、あたかも

 ――  その小さな、小さな、聞こえるか聞こえないか分からない程に微かな、そして秘めやかな声

に、心して耳を傾けようではないか、どうだろう…。

     第二号     「 善知鳥(うとう) の 空 」

 その名にあるように、善き知識を人々に知らせ、告げる鳥・ウトウよ 空高く 飛べ。空高く飛翔して

、ウトウよ、ウトウよ、

 遥かなる紺碧の蒼穹の只中に、姿を消せ。

 若者よ、そして老人よ、力強く生きてみずからの

輝く明日を、希望に満ち満ちた未来を、その手に掴みとろう。そしてまた、じょっぱり娘や、健気な

オガサマ、アネサマだち、優しい心を全開にして、ワラサドを大切に育てよう。ホカノフトを向かい入れ

よう、ワ共の町さ。

 身体は小さくても、敏捷で、賢く、めんこい、ウトウよ、ウトウよ  海を渡れ 北から南へ 

そしてまた 時が来たら 季節と共に

南からふるさとの北の国に、帰れ、山を越え、青々と茂る緑深き連山・八甲田の山々を 目指し

て、飛べ、

 飛翔しろ! 懐かしい 山背 の声を聴け、小蕪にエールを送り、陸奥湾でホタテやヒラメを育

む風たちの、山背の元気いっぱいな声に、耳を澄まし、耳を傾けろ!





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最終更新日  2020年01月02日 18時48分37秒
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