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こんばんは、丸山です。 ■ある社長から実用新案の侵害を受けて困っている旨の相談を受け、 その社長に同行して東京八重洲のとある会社に面談へ。 その後、東京に来ていた 友人のご両親 が 高岡 に お帰りになるということで、 面談場所から近かったこともあり東京駅でお見送り。 タイミングが合ってよかった。。。 ■ところで、 実用新案の侵害のお話を聞いていて思ったのですが、 何か、日本は法令順守という感覚が薄い。 特に、どの業界でも中堅クラスの企業にその傾向は顕著ではないでは無いかと・・・。 特許も、著作権も著作隣接権も訳の分からない状態が野放しになっています。 特に中堅企業は、何となく鷹を括っているかのように、 法を犯している事を知っていても、知らん振りを決め込んでいる。 ■1996年にイタリアの作曲家の依頼を受けて、 隣接権に関して日本の実態調査した事がありますが、 10年経っても、 根本の部分で一向に自体は変わっていないのが日本の現状。 つまり、 目が届く範囲では無条件で従い、 目が届かなければモラルの欠片も無く堂々と悪さを働く。 ■ところで、 こういった現象は、何処に起因しているのでしょう? 恐らく、 全て管理されて当り前で、 自分自身の中に判断基準は無く、 コントロールされるのが当り前になっていることが原因ではないかと思うのです。 ■だから、 日本にドイツのアウトバーン宜しく、速度無制限のハイウェーが出来れば、 事故件数も無制限。。。 そんな現状になってしまうのではないでしょうか? ■結局、 一から十まで‘このようにしなさい’と言って見張られている部分に関しては従順であっても、 目の届かない、 自らの判断基準を要求される場面では、常識が通用しない。 ■これはまずい。 これから、 世界的な標準で勝負をしなければいけない事は間違いないと思います。 人の開発した特許商品を盗み、 開発費を掛けないからこそ、利益が上がっている程度の会社が生き残って行けるとは到底考えられません。 マトモなルールに従わない会社が、日本の中ではいつまでも許されるとも考えられない。。。 ■だからこそ、 まっとうに戦っていくには、 与えられたモノを鵜呑みにして、思考状態を停止させるのではなく、 自分自身の判断基準、モラルを明確に持って勝負に挑まなければ、 鷹を括っている思わぬ場面で、取り返しの付かない失敗をしてしまうのではないでしょうか? ■1996年から10年で大きな変化を見せなかった日本。 世界標準の波が押し寄せるこれから10年後、2016年。 どんな社会になっているか!?ある意味楽しみですね。 ☆!++++++++++++++++++++++++ 与えられたものに思考停止状態で受入れることは、 判断基準の欠如を引き起こし、 判断基準の欠如は、 世の中のルールをも見落とすという重大な事態を引き起こす。 世の中のルールに従わない企業が、必然的に排除されるこれからの時代には、 自分自身の判断基準を身につけることが必要だ。 ************************** ある業界の日本最大手に勤めている知人とお話をしていると・・・、 「ウチの会社の役員会でね、コンプライアンスは二の次だ!なんて大号令が懸かったんですよ」 って、なんじゃそりゃ~~~! 日本最大のリーディングカンパニー・・・。 絶対 つ・ぶ・れ・る 〆 べき? 株式会社メイキット お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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