介護が快護であるように・・・・

2014/02/17(月)09:00

ランドセルが来た日

宿題(84)

今月もブログ交流のテーマが来ました。 今月のテーマはこちら!    ☆……………………………………………………………          「ランドセルが来た日」    ……………………………………………………………☆ 小学校に入学する時の楽しみは、新しいランドセルを買ってもらった時ですよね。 私もその時の記憶は鮮明に覚えています。 「好きなのを買ってあげなさい」と祖父からお金を貰った母に連れられて、デパートに二人で買いに行きました。 昔は今ほどカラフルな色は揃ってはいません。男の子は黒、女の子は赤と決まっているのですが、デパートのランドセル売り場にずらーっと並んでいるのを見ると、赤色でも微妙に色の違いがありました。 「どれにする?」と母と店員に訊ねられた私は「これが良い!」と明るい赤色のランドセルを指差したのですが・・・・「え~っこっちのほうが良いよ」と母はちょっとくすんだ朱色のものを指差しました。 母が本当に色で選んだのか、大人の都合で値段で選んだのかは分りませんが、結局母が選んだ朱色のランドセルになってしまいました。 心の中では(お爺ちゃんは、好きなのを選んで良いって言ったのに・・・)と思いながらも、しぶしぶ我慢したのを覚えています。 自宅に戻って同い年の従姉妹とランドセルを背負った姿を写真に撮ってもらったのですが、従姉妹が背負った明るい赤色のランドセルをちょっと羨ましそうな顔をして見ている私でした。 子供はすぐに大きくなるから・・・とブカブカの服とくすんだ朱色のランドセル。 まだ身体が小さいので、後ろから見たらカバンに手足が生えているようだ・・・と言われた頃。とてもファッショナブルとは言えなかったけど、懐かしい思い出です。 ランドセルが来た日は、誰の心にも残っているだろう、赤ちゃんからお兄ちゃん・お姉ちゃんになった日。 私は我慢する心をちょっと学んで、少しだけ大人になった日だったのかな・・・と思いました。

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