眼科専門病院に行きました。
今日は糖尿病網膜症の硝子体出血で見えなくなった母を眼科専門病院に連れて行く日です。母の目が手術可能な状態かどうか、まずは診察を受けます。予約時間が9時30分なので、朝8時過ぎには家を出なければなりません。それでも認知症の祖母の生活リズムだけは崩したくないので、いつもよりちょっと早く5時に起きて、身支度と家事、主人の朝食・弁当づくりをして、祖母が起きてくるのを待ちました。いつもの時間に祖母に朝食を食べさせて、部屋に戻ってソファーに落ち着いてから、義父母にたのんで家を出ました。 昨日調べておいたので、道に迷うことなく病院に到着することができました。病院に入ると患者の多さに両親はビックリ父 「すごいなぁ・・・」母 「これ全部眼科だけの患者さんなの~?」私 「たぶんそうだよ。すごいねぇ・・それだけここが有名なんでしょうね」母 「そうやねぇ・・・」見た感じ病院自体の建物は正直古いです。でも、診察を待っている間に、あちこち見て歩くとどんな病院かが分かってきます。検査機械はどのようなものがあるか、手術の実績はどうか、掃除がいきとどいているか、掲示物がどのようなものか、職員の動きに無駄がないか、患者への対応は良いか、患者はスムーズに流れているか・・・そこここに職員が患者のために細心の気遣いをしているのが感じられました。この病院は良い・・・と思いました。 細隙燈顕微鏡検査 ・ 精密眼底検査 ・ 精密眼圧測定 ・ 矯正視力検査 ・ 屈折検査 ・ エコー ・ 採血 など一通りの検査を済ませて、紹介された眼科医の診察を受けました。眼科医 「ん~・・・・こちらが左目・・こちらが見えない右目です。混濁がひどいですね。これはこのままでは見えないでしょう・・・見えなくなって2ヶ月か・・・・」とモニターに映し出された母の目の様子を見ながら難しい表情で説明されました。眼科医 「これが分かりますか?」と母の顔の前で手を動かしていました。母 「動いているのは分かりますが、それが何かは分かりません。」眼科医の表情がちょっと緩みました。先ほどのエコー検査の写真を見ながら眼科医 「網膜がしっかりしていて綺麗です。今が丁度手術するタイミングでしょう。すぐにしましょう」母 「お願いします。」その後入院日と手術日を決め、それまでの内服薬の処方をしていただき、手術前の内科の診察を受けるための予約をしました。良かった・・・・何はともあれ手術ができるんだ・・・・眼科診療所の医師の判断は正しかったな・・・おかげで手遅れにならずに済みそうだ・・・・ってホッとしました。この病院の網膜・硝子体手術の実績は昨年度は1000を越えています。手術を担当される医師もとても信頼できそうな方でした。だから母も安心した様子です。3人で良かったね~・・・って言いながら帰りました。