昨日私が一気読みしたのが 辻村深月著『ツナグ』 10/6から映画公開されますね 配役を知ってから読み始めたのですが、 主役の歩美くんに松坂桃季くん。歩美の祖母アイ子さんに樹木希林さん。 う~ん。ぴったり 一生に一度だけ死者と会わせてくれる『使者(ツナグ)』 このツナグをしているのがアイ子さん(樹木希林さん。) このツナグは代々、秋山家で引き継がれています。 で、アイ子さんももうお年なので、元気なうちに歩美くんに引き継いでいってる中で起こる物語です。 死者側にも依頼する側にもそして『ツナグ』側にもルールがあって、そのルールが物語の中でいいスパイスになってます。 『アイドルの心得』 『長男の心得』 『親友の心得』 『待ち人の心得』 『使者の心得』 の5つの話が載ってますが はじめの4つはそれぞれ依頼人4人の視点から歩美くんが描かれていますが、最後の『使者の心得』では歩美くんから見た依頼人が描かれていて、 あ~、歩美くんがあの時あんな態度を取ったのは、あんなこと言ったのはこういうことだったのか。。。。 と謎が解けます。 そして、歩美くんの両親が歩美くんが小さい時に謎の死を遂げてるのですが、その理由も『使者の心得』で明かされます。 『ツナグ』のルールが関係してるんですね。 途中で『まさか』とは思ったんですがそのまさかでしたね。 どれも良い物語でしたが、『親友の心得』は 救いようが無くてドヨ~ンとなってしまいます。 『使者の心得』でも出てきますが、やっぱり救いようが無かったです で、二男は 同じ辻村深月著『ぼくのメジャースプーン』 を読んでます。 ブッとい 514ページありますが『おもろい』と読んでおります。 この話は小学校4年生の男の子のお話なので、二男も感情移入しやすいんではないでしょうか。 いままで、二男が学校に言ってる間に読んでたんですが 最初の数ページで引き込まれたました。 二男が読み終わったらちゃんと読みたいと思います。
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