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カテゴリ:間取り
以前の日本の住宅には縁側ははなくてはならないものでした。和室の通し間のよこにある縁側は日当たりがよく冬などの晴れた日などは昼寝をするにはもってこいの場所でした。
しかし、最近の住宅で縁側を見ることは本当に少なくなりました。これは日本人のライフスタイルが変わってきたことと住環境の変化によるものでしょう。 縁側はやはり和室の横にあるものです。その縁側には濡れ縁といってちょっとした腰掛のような台があるものでした。腰掛といっても人が歩くには十分の奥行きがあります。 濡れ縁の名残が現在のウッドデッキになるのではないでしょうか。ウッドデッキは屋外リビングのような捉えられ方をしますが、濡れ縁はあくまで縁側の付属品のような感があります。 しかし、縁側や濡れ縁のある本格的な日本建築がまた再興される日がくることを期待します。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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