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来たれ!成功者予備軍育成プロジェクト

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2004/06/21
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カテゴリ:カテゴリ未分類
今日は日記リレーはお休みです。

しかし暑い・・・・。北海道でも6月とはいえこんなに暑いのは記憶にないくらい。でも、北海道はこれくらいの暑さがちょうどいいような気もします。だって、冬は本当に『不況』と言う感じがしてイヤです。ある方のお話しだと、東京・大阪・名古屋は景気が戻ってきたことを実感できるみたいです。でも、北海道は悪いものはいち早く、良い話は最も遅く伝わるんですね~。


最近は家電量販店へ行き、2600円のウォークマンを買ってランチェスターのテープを聞いています。人間の能力には基本的にはあまり大差がない。あるとすれば、「反復」「1点集中」を効果的にしているかどうか、の違いだそうです。

怖いんです。要は。
あれもしないと、これもしないとといって戦力が分散する。
今でもそうです、私。
もうそれは私にとって悪習慣になっていることです。

結局は目に見えることにとらわれて結果が出ない。1点集中なんて不安なんです。どんなに良い問題集を買ってもそれでは意味がない。

昔テレビで高田万由子さん(葉加瀬太郎の奥さん)が東大を教科書だけの勉強で受かった、といっていたのを覚えていますが、当時の私は絶対に嘘だ!と思いました。
しかし、今思うと高田万由子さんは教科書だけを1点集中し、何百回も繰り返したそうです。こういうと、試したことのない人間はそれだけでは無理だ!と勝手に自分の尺度で決めてしまいますが、そうではないことに最近気づきました。そうすると、お金を掛けて超難関進学校・予備校へ行くことなんてバカらしく思うかもしれません。ダメとは行っていませんが、ちょっと前の自分と照らし合わせるとお金を掛けて商売を成功させようとしていました。
ということは、金を掛けたのにも関わらず失敗することはものすごくプレッシャーもかかるし、成功して当たり前の雰囲気があるし、また失敗したときのダメージも大きい。

「バタ・貧」のときは動きは派手なんですよ。
私も金にならない雑用や、セミナー、講演会などに参加しすぎて自分が経営しているような雰囲気を味わっていたんです。

『ミヤさん、動きが活発ですね』

なんて、見た目にはそう見えますが、戦略と同じで本当に儲かっているときは動きは他の人にはわからないものです。活発なのは走り回っているだけで、全然儲かっていない。これではダメだとまた違うセミナーへ行き、納得し、学んだ気になり、そして寝る(笑)
口ばっかりは達者になるんです。自分が対してうまくいっていないのに、

「ここの店はこれこれこうだから流行っている」
「ここのこうが悪いね~、これじゃあ客は嫌がるよ」

と言って、ちょっとしたコンサルタント気取りです(^_^;)
もちろん、参考にするものはないか、と探すことは今でもありますが。

なんか、
「あのバンド、メジャーになってから商業主義に走って全然ダメだもんな」
「あれは、汚い真似したから成功したんだ。そうに違いない!」
という会話を、潰れそうなライブハウスでバイトしながら週1回演奏している、うだつの上がらないミュージシャンと似ている感じがします。


あと、私が最近嫌いなのが『成功者=人格者』という図式です。

あれは嘘です。

成功しているから、さもしもその人に魅力があるという錯覚は危険だと言うことがわかりました。
よ~く見てみるとビジネスモデルや仕組みや商品が、その人以上に力があるということはたくさんあります。ベンツを作った人はベンツ以上に魅力のある人かどうかもわからないし、その人自身がベンツ以上に人気者になれるかは違います。

実はそういうことを最近体験したのです、私。

逆にそういうものの力をうまく使っている人は、成功するのかもしれません。  







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Last updated  2004/06/21 10:56:15 PM
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