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【12月4日の日記】
昨日「Mr・インクレディブル」という映画を見に行った。 レイトショーが安いので23時から見た。 いつもアメリカ映画を見ると思うのだけど、日本って絶対こういう心躍らせてくれる映画って生まれないよな~と思う。 というのも、いい意味でバカなやつを認める土壌がない、日本には。 例えば、「シザーハンズ」のティム・バートンや「キル・ビル」のタランティーノなんて正直言うとビジュアル的にも発想的にも一般社会にはとても馴染まないだろう。 でも、その類まれなる才能を発見し、伸ばし、ビジネスにするためにプロジェクトチームが組まれ、投資家も集まり、素晴らしいものを残す。 アメリカは厳しい。 英会話を教えているベスというニューヨーカーに話を聞くと、予想以上に厳しい。家賃なんか東京より高いし、かといってサラリーは自分で獲得するものという意識がものすごく高い。勤めながら自営業の考え方だ。 しかしその反面、素晴らしい素材には声をかけるとあっという間に人が集まる。 日本は起業ブームでやっと面白いものを認めるような土壌になったかもしれないが、それでも全然まだまだ。現実の起業家なんてアホ扱いだ。親なんてまだこの子が俳優になるといわないだけマシくらいに思われている感もある。 アメリカは歴史がない分、何かを作っていくことに関してすごく必死だ。 日本は伝統を重んじるわけでもなく、かといって新しいもの大好きかというとそうではないらしい。 あるアメリカの有名バンドの話。 本国アメリカでコンサートの時に、 「さあ、ここで新曲をやります」 というと、会場のボルテージは最高潮に。 「WOOOOOOOOOOO!新曲だってよ!早く聞きてぇぇ!」 日本で同じ事をいうと、 シ~~~~ン・・・・。 『ええ~?知っている曲やってよ。新曲なんて知らないし』 みたいな空気が流れる。 日本人は新しいもの好きではないのだ、決して。 あ、あと聞いたんだけど、自分の国の人のことをいうとき、「日本人は・・・」と自分は日本人ではないような口調でいうのは日本人くらいらしい。ほかの国では、「私の国では・・」と表現するらしい。韓国人だったら、「韓国人ってさ~」とはいわない。これは面白いことを聞いた、と思った。 日本が戦争とビジネスでアメリカに勝てるときはこれから先あるのだろうか?と何気に思った。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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