地デジ対応テレビを買って、愛を確認!
「あなたの車にカーナビを搭載すれば、もう道に迷う心配はないだろう。けれども、同時に、道に迷うことによって初めて発見するたくさんの喜びをも失うことになるだろう」と。石井裕之著『人生を変える!「心のDNA」の育て方」(フォレスト出版)年末年始は実家の千葉で過ごしたが、私は一人で先に3日に帰宅。子どもたちは、両親とともに弟の運転する車に乗って、5日に帰宅した。6日の日曜日には、両親たちにお礼のランチをご馳走しに行く前に、母とホームセンターに買い物に出かけた。そのときついでに、大型電気店にも寄ってみた。我が家は、離婚してからの6年間、テレビを置いていない。子どもたちは実家や父親の家に行くたびに、テレビを見ていたのだが、テレビっ子の母が、昨年購入した新しい我が家に来るたびテレビがほしいと言い出すようになった。私が使っているパソコンでテレビ放送も見れるのだが、屋根にアンテナがない(苦笑)。ところで元旦は、1等の商品がテレビということで、初詣より先にダイエーにくじ引きをしに行った母や私たちである(爆)が、はずれだった(涙)。それで、見るだけねと言ってテレビ売り場に出かけたのだが、買ってしまった!地デジ対応の26インチのテレビを。(母が)(夏のボーナス一括払いで)アンテナ設置代は私が払うということで、次の日曜日にテレビが来る予定だ。実家にあるテレビより大きい画面で、北京オリンピックが見られると思うと、楽しみだ。まるで、昭和30年代に東京オリンピックを見るために購入した、白黒テレビが初めて届いた家の子どものような気分だ(笑)。そんなワクワク気分で、翌日から仕事が始まった。そしてルーティンワークの工場での検品作業をしていたら、ああ、私って世界一、親から愛されていたんだ!という思いがわいてきた。弟ばかりかわいがっていると恨んできた母親と父親から、私はものすごく愛されていたと、素直にうなづけたのだ、突然。母は、相変わらずヒステリーになったり、父はすねたりひねくれたりするのに・・・。以前と何も変わっていないのに、40歳のママ友が亡くなってから2週間。両親を無視せずに、なるべく話しかけようという努力だけしていたら、そんな気持ちに素直になれた。愛されていたのは、本当はわかっていた。でも、私がやってほしいやり方で愛してほしかったと、ずっとずっとダダをこねていた私。やっと、親の私への愛し方を私は許し、認めたんだね。45歳にもなって(苦笑)。