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萬華鏡-まんげきょう-

海猿 UMIZARU

海猿 UMIZARU


【What’s UMIZARU】

四方を海に囲まれた日本。
その海難救助の最前線で活躍する潜水士は、全国海上保安官のわずか1%しか到達できない。
その最も狭き門に挑む若き訓練生たち、人は彼らを海猿と呼ぶ・・・

【主なキャスト】

◇仙崎大輔(伊藤英明)◇伊沢環菜(加藤あい)◇工藤始(伊藤敦史)
◇源太郎(藤竜也)◇三島優二(海東健)◇中迫夏子(杏子)他


水深40メートル。
バディと二人、取り残された。
使えるボンベはひとつだけ。
残圧30、片道一人分。
さあ、お前たちなら、どうする?
訓練中、源教官からの質問より


【あめみこの感想日記】

◎鑑賞してきた日の日記◎
感動した!もう冒頭の方からウルウルしていた私って・・・(早いってば)
コミック原作をちょっと知っているので、何だか早いうちから切なくなってしまった感じ(フライング)
それにしても『海猿』たちの訓練の様子、人命救助に命を賭けるその姿は演技とは思えないほどの迫真に迫っていて感銘を受けずにはいられないでしょう。
伊藤英明さんの海上保安官を演じるために鍛え上げられた肉体もさすが。ブラピもすごいが、伊藤英明さんもエライぞー。役者という道を選び、決して満足することのない向上心は若手の俳優さんの先陣を切る存在になっていくでしょうね(^^)がんばれ~(陰陽師3も期待してるぞよ)
エンドクレジット後のパート2に続く予告編も見もの。ワクワクしてきます。絶対に2も観に行くな~。

◎一日おいて◎
他の方の感想を読んでいて、原作「海猿」に出てくる仙崎大輔と映画の中の伊藤英明さんとはでは、年齢にギャップがあるような感じがしていたのですが、映画のほうはいわゆる「脱サラ」で海上保安官に転職した大輔くんなんですね。
原作はまだ未成年の19歳という設定なのです。

他のキャラクターも、原作と同じように登場しますが工藤ちゃん(伊藤敦史さん=チビノリダー)は体も小っちゃくて頼りなげな感じだけれど、コミックはかなり体格の良いゴッツイ男(笑)やはりバディ(潜水する際に組むペアのこと=いわゆる相棒!)の大輔にエ~ライ迷惑をかけちゃうのは同じなんだけれど、いつも一生懸命に頑張る姿は映画もコミックも感動しどころ。

映画「海猿」 今回のパート1は主に潜水士としての訓練課程のお話でした。
元々、実際にダイブマスターを取得している伊藤英明さんですら、大変な撮影だったようですね。
体つきも、すごく逞しくなちゃってて「伊藤英明さんってこんなにマッチョだった?」って感じです。
俳優として体を張っている、というかスゴイなと思います。
それにしても、映画の中の大輔は、どしていつもあんなにみすぼらしい格好しているんだ?(爆)

コミック「海猿」では、海難事故も沢山発生し、北○鮮とおぼしき侵入船、密航船などが登場し、人も多く死んでしまう。
映画でも源教官(藤竜也さん)が言うように、海難事故では殆どの方が亡くなった状態で発見されることが多いらしく、目標が「人命救助」とはいえ、辛い現場を目撃しなければならない強い精神力が必要。
それに、密航船などに乗り込むときにはやむを得ず拳銃を発砲することもあれば、相手側から不意に撃たれるかもという恐怖と常に戦わなければならない。
それが、勤めから無事に帰宅する夫を待つ妻や子供、親にとっても大変なことです。
そのあたりも、かなり細かく描かれていて、海上保安官という仕事の重大さ、責任感、緊張感、それに映画でも魅せられた感動ドラマが体感できるのです。

コミックも泣けます、かなり。
「ブラックジャックによろしく」のほうがメジャーだったのですが、この映画化でまたこの海猿コミックも大ヒット間違いないでしょう。

原作と映画。比較すると面白いけれど、別物で考えなければならないのだろうな~というのは陰陽師を観た時も得た感想かも。
だけれど、ここではちょっとだけ比較しちゃいます。

映画での工藤チャンは溺れた人を助けるために救助に向かい、結局は自分も海に呑まれて亡くなってしまうのだけれど、ちょっとあっけなくて寂しい(^^;
せめて、救助した人は助かったとかそういう結末になってほしかったなぁ・・(泣)

ちょうど映画のクライマックス、訓練中に予測できないほど激しい海流に大輔と工藤チャン亡き後の新しいバディ三島が流されてしまい大ピンチを迎えるのだけれど、原作は三島の傍にいるのは大輔じゃなく工藤チャン。
二人でエアーを分け合って海面へ浮上するだけの残量が残っていない状態で、工藤チャンは自分のエアーを海底で動けない状態の三島に渡し、一人で救助を呼びに「40mの緊急浮上」をするわけです。
緊急浮上はかなり危険で、息を止めたまま浮上すると水深が浅くなるにつれて肺が膨張して肺破裂を引き起こしてしまうのです。
だから、緊急浮上時は膨張する空気を少しずつ吐き出しながら一気に浮上しなければならない高度なテクニックが必要だそうです。
無事にコミックの中では救助を呼びに仲間の下へと戻った工藤チャンでしたが、その後一定時間は潜ってはいけないのに、仲間とともに三島の救助へ一緒に向かい潜ってしまったため、再び船上に戻った時に減圧症にかかりその場に血を吐き倒れてしまうのです・・・。

バディを見捨てず自分の命を賭けて救った命。工藤チャンの純粋な心に打たれました。
もちろん、映画の伊藤敦史さんが演じている工藤チャンも純粋に「人命救助」を願い潜水士の道を選んだ勇気ある海上保安官でしたけれどね(^-^)

DVDはいつ出るのか楽しみです。

◎感想三日目◎
細かいことを考えてました。ツッコミどころも含め(笑)

<その1>
一緒に行った友達も話をしていたけれど、潮流にかなりのスピードで流されたはずなのに、訓練生たちが迷いもせずに大輔と三島を見つけられたのはかなりの奇跡!!(@_@)

<その2>
海上保安大学校の食堂の職員が、あのバービーボーイズの杏子さん。
バディを失って失意のどん底にいる大輔に向って、源教官もかつてバディを失ったことがあるという過去を話すのですが、あんなにお洒落な食堂のオバちゃんがいるんだろうか?!ヘソ出しルックだし(爆)

<その3>
工藤チャンと大輔の夜中の特訓(プールシーン)
仲間がやってきて、「水着ないからなー」と言って全裸になってプールに飛び込むシーン。
訓練生の一人がきちんと正座しながら(そう見えた)脱いだシャツを畳んでいた・・・几帳面なのね(笑)

1度しか観ていないので、細かい発見はあんまりないのですが(^^;
今度DVDが出たらじっくり堪能しよう、うん。

また何か思い出したら追記していく予定です♪
ということで、とりあえず続く・・・(?)

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