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萬華鏡-まんげきょう-

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2007年04月15日
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小川御所。
義政は室町御所から不貞腐れて家出中…( ̄▽ ̄;)え。



勝元邸で身を預かっていた森女が失踪した、という悲しい知らせを義政に話す勝元。


森女にとってみれば、将軍義政との対面は決して良い未来を生まないと、思ったからでしょうけれどね…。

でも手厚く庇護してもらえたかもしれなくない?…←こういう安易な考え方しかできないワタクシめはこの世に生き延びられないかも(爆)


森女としては姉、富子のためにもならないと言う思いもあったんでしょうか。




宗全は、自分が大切にしている鷹を勝元に送るよう命じます。
『右京大夫殿であれば、その鷹を送られれば解る』と。



が、しかし。
途中、畠山義就の手の者に奪われてしまうのです。


『古来より鷹を送るは、和睦を求める証し。』
鷹を見た義就はそれを理解し、いよいよ宗全が和議に臨むことを知り、なんとか阻む手段を考えます。



そこで。
一時瀕死の西軍に挽回をもたらし、いちば~ん活躍した大内政弘の元へ訪れ、これを相談。


『本気で和睦を構えるつもりならば、山名勢に兵をあげましょう』炎


鼻息相変わらず荒い義就です。
いつも力入ってて、血管キレそうだし(笑)



大内政弘にとって、天敵の右京大夫 細川勝元の首は取りたいものの、それには賛成できず苦い顔。
山名家とは確か、姻戚関係があるし、宗全自身に惚れ込んでいるようだから、無理でしょうね。


『これは宗全殿の策略かもしれませんぞ。和議の場で勝元の首を…』


義就からの逃げ口上だったのか、暗に細川右京大夫を殺させる契機と吹き込んだのか謎ですが、藤岡弘さんの様子だと後者っぽいなぁ( ̄ー ̄)



和睦を望まない勢力に阻まれ、なかなか東西大将の対面はままなりませんでしたが、富子の仲介により実現することになります。


麗しの~(〃∇〃)
細川右京大夫勝元さま。
手書きハート


富子と対面。


老けました( ̄ー ̄)

でも老け具合もね
お髭とお髪は白いものが混じってねぇ…なかなか渋くてステキだぞ

20代の肌に老いを出すためにチーク入ってるけれど…入れすぎ(爆)


お互いに積年のいさかいも消え、一点の曇りない、素直に国の平和と幕府の安泰を願うふたり。


和議の場は富子によって『真乗院』になりました。
勝元の妻、綾もいるから、と富子の計らいです。


もちろん、和議を認めたくない東軍諸将もまだまだ諦めきれません。

『それがしの領地は、それがしは…』

自分の領地や処遇を口々に気にし、特に畠山政長、赤松政則、斯波義敏は勝元に詰め寄ります。


『幕府が掲げる武家の御旗は私利私欲のためではない』と勝元の凛々しき一言。



(#`皿´)……うっ
黙るしかない諸将。



畠山政長、赤松政則らは密かに談合。

悪い顔になってるよ~(>ω<)/。・゜゜・

『真乗院に乗り込み、山名宗全の首を取り、場合によっては…管領殿(勝元)も供に……』
『やむを得まい』と。


全く。
人間の欲深さと言ったら、なんと醜いことか…


畠山政長も赤松政則も、勝元が手際よく事を進めなければ官軍として立場的に優位なポジションにはいなかったかもしれないじゃん~


そもそも、ドラマでは勝手な行動取って寺院に火をかけたりしたからバチが当たったんだよぉー…

さて。(コホン…)

真乗院での和議。

勝元と宗全は六年ぶりの再会。

両国の分譲、撤兵指図は宿老の寄り合いによって定め、御所の采配を頂くことにしよう、などと本来の有るべき幕府の姿へ戻そうと言う話し合いが着々と持たれます。


しかし。門前には血走った諸将が小競り合い中。


畠山政長(東軍)vs畠山義就(西軍)炎

斯波義敏(東軍)vs斯波義廉(西軍)炎

赤松政則(東軍)vs…中にいる山名宗全炎


大内政弘(西軍)は…細川勝元が憎いけれど、ここには姿を見せてませんねぇ(笑)


和議の結ばれている部屋に踏み込む大乱万歳な諸将。
一触即発で、緊迫した空気。

『引けぇーっ!引かぬかーーっ!』
by勝元



くぅーーっ

シビレルー(≧m≦)


ここは総集編に入ってるのでご覧くださいませ(^ー^)

山吹色の大紋姿。
すごく美しいです。


かっこよすぎ(~▽~@)♪♪♪



宗全『聞き分けのないやつ』


勝元『困った者どもです』


権勢を誇り、様々な諸将が頼ってきた二人にはもはや、それらを束ねる力はなく、無念でしかない。

二人がすれ違うシーンは感慨深いです。


長いですね( ̄▽ ̄;)


佳境なんでまだ続いちゃうんですけれどね(>ω<)/。・゜゜・


その後、富子は宗全邸へ和睦が成立したことに対して御礼を述べに訪れます。


富子強行突破。


畠山義就、斯波義廉は仏頂面(笑)


富子が帰る時、宗全に柿を渡しました。

『今度は甘柿ですよ』

大輪の如く咲く富子を眩しくてまともに見られない、老人の身で何か羞じらいを帯びたような細かな眼の演技には惹き付けられますね。


私欲にまみれた富子と宗全の密談(応仁の乱前)は、何だか見てるのもカユイくらい二人の恋心描写が気味悪かったけれど(爆)

全てが終わり、平穏な世を望むのみの時代となって、ちょっと微笑ましくて切ないシーンでした。



この日、宗全は思い残すことなしと切腹。
かかる大乱を招いた片方の大将としての責務と、戦いの終結を祈って…



非常~に見応えがある回。
タイトルがもう衝撃的ですもんね。


次は勝元暗殺。


SePTの『翁・三番叟』も書きたいし、勝元日記も書きたいし(笑)






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最終更新日  2007年04月16日 20時44分44秒
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■コメント

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 Re:第25話 花の乱『宗全切腹』(04/15)   Arabesqu さん
勝元さまと宗全殿のシーンは、最も印象に残っております。はあ~、ステキでした。
老けてもキャ!あの頃の勝元さまの年齢にそろそろ萬斎さんも?

宗全殿の切腹もお見事でしたねえ。

次は、勝元さまが……。


私は、今日は、蚊の精の萬斎さんと、棒縛りの太郎冠者殿、ついでに「道成寺」の能力と、萬斎満載な一日でございました。 (2007年04月15日 23時30分43秒)

 若作り疑惑   ひろさわ さん
「まさなが~」「よしのり~」「よしかど~」「よしとし~」・・・と耳で聞いてもさっぱり分からん複雑な構図。「陰陽師」ではありませんが、日本語字幕つきのDVDを出したらありがたがられるかもしれません。
とくに次回の「勝元暗殺」の回は。

調べてみると、
赤松政則は1455年生まれなので、初登場時13歳ぐらいということになります。それで「右京大夫どのは戦を知らぬ」とか言うのは・・・orz
子供だと思って勘弁してあげてください。

それよりも山名政豊、1441年生まれで、この時点で32歳って、富子と同い年ぐらい?・・・せいぜい中学生ぐらいにしか見えませんでしたが・・・

受信料・花の乱#25
http://blogs.dion.ne.jp/hirosawa_s/archives/5424323.html

そろそろ自分は、毎話レビューの体力が尽きてきました・・・(途中からはじめたにもかかわらず)
(2007年04月16日 02時50分52秒)

 凛々しい!   ルビコン さん
宗全の最後は、総集編でも涙がジワっと出てきた程、立派な最後でしたよね。
しかし、その宗全の思いも伝わらないような展開がまだ、あったんでしたよね。
↑うる覚え

そう思ってみると、ますます涙のシーンです。

次ぎは。。勝元がっ!
(2007年04月16日 14時48分40秒)

 Arabesquさん   あめみこ さん
このシーンは総集編の中でも一番のミドコロでした♪
おお、勝元暗殺手前(真乗院のあたり)は没する44歳くらいですから現在の萬斎さんの年齢は近づいてきましたね~。

宗全入道の切腹。潔く、かつなんだか恍惚とした感じが印象的でしたねぇ。
(そりゃ痛いに決まってるけれど・苦笑)

はぅー。勝元さまが・・・勝元暗殺ではまだ・・なのですが、、、すでにこの世の人ではなくなってます(27回放送後)

あら、蚊の精とそれから、太郎冠者と、道成寺の能力???てんこもりですねぇー
道成寺、といえば・・・至高の華でしたっけ。。
観たかった・・・ (2007年04月16日 20時49分22秒)

 ひろさわさん   あめみこ さん
「まさなが~」「よしのり~」「よしかど~」「よしとし~」
・・・確かになんのこっちゃです(苦笑)
なんとなくドラマで役者の顔を見慣れてきた頃なので、おお、こいつとこいつはコレで諍ってるのね、って分るのですが・・ほんと、字幕あったほうが分りやすいですね

それにしても、真乗院の真前で。各大将がこんなふうに太刀を持って「やいやい!!」なんて・・・あり得るんでしょうか・・・(笑)
徒歩でしたね。
勇猛果敢な武士たちというイメージはなく、政長と義就においては上御霊社の合戦を行った大将どうしとは思えぬ・・・小ささ(爆)
しかも同時に敵将の背後から襖ガラァ~・・・
冷静に考えるとありえないことばっかりなのですが、ワクワクドキドキしちゃった回なのです(笑)

>赤松政則は1455年生まれなので、初登場時13歳ぐらいそれで「右京大夫どのは戦を知らぬ」とか言うのは・・・orz
子供だと思って勘弁してあげてください。

おぉ!あまりこの辺、年齢のことなど考えてもみませんでした。考えてみると可笑しいですね(笑)
言ってました、戦のを知らぬ、とか・・ププッ ( ̄m ̄*) 
山名政豊くん。小さかったですねぇ・・・
孫ってことにもなってましたね。その後、勝元くんちのお子さんと和議を結ぶんでしたね~・・・
ああ、こんがらがってきました(爆)

レビュー!楽しみにしていますので、頑張ってください♪
ひろさわさんのレビューは私の書けない他の部分もちゃんと記載されていて面白いブログです。
ここで物足りない方々、ひろさわさんのブログも見て下さいね。 (2007年04月16日 20時58分08秒)

 ルビコンさん   あめみこ さん
結構、ヨロキン宗全は好きです~。
富子に現抜かしたとこはあんまり、、なんだけれど(爆)
でも潔しって感じで、何だか涙出ますよね。
富子は明日もまた会えると思っているのだから。。。

これで宗全は富子にとっていい思い出のまま逝っちゃいました・・・

>次ぎは。。勝元がっ!

次・・・次にそう・・・そーなのだけれど、暗殺という言葉では伝えきれないカラクリがあるのでござるよ~・・・
(2007年04月16日 21時00分53秒)

 気になる~   ルビコン さん
>暗殺という言葉では伝えきれないカラクリ

ええーーー!
気になる!
ドキドキしてきちゃった。
レポ、読みながら泣くかも!? (2007年04月17日 00時07分59秒)

 ルビコンさん   あめみこ さん
私としてはすごく泣けます。…いや、さすがに号泣はしませんが(笑)
世の無常、動かすことの叶わぬ人の運命。
宗全はまさに散り際が潔かったけど…それとはまた違うんだなぁ…( ̄▽ ̄;)
ときに宗全のように散ってくれたら号泣はしたかも(笑)
↑意味深 (2007年04月17日 18時49分40秒)


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