萬華鏡－まんげきょう－

なかなか行けなかったワールドエンド。
ようやく鑑賞。
(しかもすでに一週間経過・汗)


今回、印象深い活躍はやはり復活を遂げたキャプテン・バルボッサ、それから見事な海賊に成長したウィルとエリザベス。

キャプテン・ジャック・スパロウは…？
と言えば前半部分はお亡くなりになっていたので(笑)…(クラーケンに襲われて海の墓場、ディヴィ・ジョーンズ・ロッカーに送られてた)その間、より他のキャストが活躍しまくりでした(笑)


キャプテン・ジャック・スパロウ出してー(*｀Д´)ノ！！！…な
私にしてみると、もうちょい見所を作って欲しかった感じもしますが…(￣ー￣)

物語の壮大さ、完結編ということ、主役以外個々のサブキャラにも愛着や思い入れが増した３作目である分、メインキャストの存在感が少なからず分散した結果になったようにも思えます。





一回の日記で要約できない沢山の感想が生まれました。

登場人物ごとに深い思い入れも出てきたのでボチボチ書きまする。


★以下ネタバレ含む
未鑑賞の方はご注意ください。





【キャプテン・バルボッサ】
復活を遂げた彼の重々しいブーツの足音はワクワクします。
デッドマンズ・チェストではお亡くなりになっていて一回お休み(笑)でしたけれど想像以上に
「気高い紳士的な海賊姿」に惚れ惚れ。
↑海賊が紳士って不思議だけど(笑)

そんな大人の気品漂うバルちゃんなのに、ジャックとの船長争奪戦は半ばコントのような面白さ(笑)

今回のワールドエンドに限っては誰よりもキャプテンの風格と度量を見せつけてくれたのはバルちゃんですね(^ー^)

ディヴィ・ジョーンズ配下雑魚キャラとの戦い真っ只中、ウィルがエリザベスに再プロポーズ。
「お願い結婚させて！」と結婚宣誓を頼まれた船長バルちゃん。
まさに舵を取りながら敵と奮闘中。

「いまちょっと忙しい」
…に爆笑


それでも高々と宣誓を行うバルちゃんの粋な取り計らい(≧ｍ≦)

見ていて爽快でした。

秘伝の海図をジャックに奪われ白目を剥くバルちゃん。あの表情は妙にツボ(笑)
次の獲物「生命の水」を探しに行く目的はどうやらジャックと同じ場所なのか？！はてさて
またまたフロリダ辺りでニアミス「ジャックとバルちゃんコント」が催されるかな？期待深まる(笑)


【ウィル・ターナー】
ディヴィ・ジョーンズの配下となりフライング・ダッチマン号に囚われの身となっている父親(ビル・ターナー)救出のためには手段を選ばぬ、海賊らしさと逞しさを見せつけてくれました。
時にはベケット卿と手を組んでみたり、ジャックらしい狡猾さをも身に付けたしねぇ(笑)

ブラックパール号にいるジャックの口臭攻撃で海に放り出され←どんだけ臭いんだ(笑)
その後ベケットの船に拾われると、呼び出し食らってムカっ腹立っているディヴィ・ジョーンズとご対面。
出された紅茶をすすりながら振り向く余裕の表情は面白い(笑)

ここでカリプソ＝ディヴィの元カノ(ティア・ダルマ)だと言うことに気付いたウィルはお見事。

「愛していたのに裏切った」「裏切るしかなかった」
かつてのディヴィ・ジョーンズの運命が、現在、そしてその後のウィルの運命とシンクロしてきて切ないシーンでした。

大きな代償を払った代わりに、海賊たちと海の運命をも変えたウィル。
それでも悲観に暮れないウィルとエリザベス、二人の確かな愛の有り様が印象的でした。

エンドロール最後の美味しいショットはすっかりウィルに奪われちゃいましたね、キャプテン・ジャック・スパロウくん(笑)


【エリザベス・スワン】
最後には姓がターナーになれましたが、ジャックのしてやったり？で海賊王にまでなっちゃいました。

肝が座った総督令嬢。
すっかり小麦色に変身し、勇ましくなりました。
いくらウィルに剣術を習ったとは言え、その師の技量を上回ってるんじゃないかってほどの剣さばき。立派な海賊王ですな(￣ー￣)


ジャックへの淡い？恋慕は海賊への憧れか…。
生還したジャックに冷たくされて覚めた？(笑)

ワールドエンドでのエリザベスの心境はと言えば、ジャックを死に至らしめた呵責にウィルとは正面から言葉を交わせないほどでした。すれ違う心…切なくてヤキモキしますね。

今回は戦いが終わり、ジャックとは「同士」と言う感情しか垣間見られず、お互いサッパリしているかのようでした。
恋心も海の墓場に棄ててきたのかな…？


【サオ・フェン】
まさかエンプレス号の船長サオ・フェンがあんな形で「呆気なく事故死」するなんて(汗)←フライング・ダッチマン号の攻撃を受けてだけど

そしていとも簡単に船長の座をエリザベス譲り渡してしまうし…(￣▽￣;)
いくらエリザベスを「カリプソ」だと誤解していたとは言え…


「モア　スチーム(もっと蒸気を)」←(笑)

なんてロケーションがサウナなのさ(≧ｍ≦)
湿気の多い住んでるアジア人だってそんな湿度は好きじゃないからね(苦笑)

ひたすらチョウ・ユンファ起用の割には活躍の場が少なかったことだけが残念。


【ジェームズ・ノリントン】
デッドマンズ・チェストでベケットにディヴィ・ジョーンズの心臓を渡して名誉と地位を取り戻した信念の男。
２作目では小汚い船乗りに成り下がりましたが今回は立派な提督に返り咲きました。
ベケットの下で名誉を取り戻したとはいえ、愛するエリザベスと離れて過ごす日々は不毛な時間だったかもしれませんよね。
一作目で温情によりジャックを見逃した「粋な計らい」を見せたところからノリントンは好きなキャラでした。寂しかったなぁ…

ダッチマン号からの脱出の際、エリザベスを助け最期のkiss。想いが伝わったエリザベスの信頼も回復し「一緒に来て」と言われた次の瞬間、正気を失っていた靴ひものビルに殺されてしまいます。
最期に自ら身を楯にして愛する人を守り切るジェームズ・ノリントン。
ますます好きになりました。
そして…さすが英国俳優、海軍提督姿はお似合いでした。


【ディヴィ・ジョーンズ】
とうとう自らが海の藻屑となってしまったディヴィ。
オルガンの前に愛する人とのペアオルゴール。
CGなのに顔の表情や心情の複雑さがつぶさに伝わってきて技術の高さはホントお見事。

強い愛は憎しみにも変わる
ディヴィもティア(カリプソ)もお互い強く愛し合っていたんだなぁ…

って、カリプソは生来の浮気もんでちょっと妖しいけど(笑)

生真面目さが「鬼」を作る。やっぱりディヴィ・ジョーンズを主人公にした能ができるのでは？(笑)
こんなうってつけの物語を抱えたキャラはなかなかないよ。
エヴァンゲリオンがどこかで能になったんだから、あり得なくはない(笑)

題名は「恋宝箱(コイノタカラバコ)」←若干、恋重荷パクり(爆)
…去年も同じこと書いたな…←成長なし


まだまだ書きたいキャラがたくさん…

長すぎるので２回くらいに分けます(笑)


ちぅか、「リチャード三世は？」って感じなのだけれど(笑)これは国盗人公演が始まってからの、コネタブログになりそうですね(^ー^)

プレビュー初日は明日。



我が家のパソコンくんのネットワーク環境に問題が発生し、繋げなくなりました。
またこうしてケータイからの更新となりそうですが…(￣▽￣;)

※私書箱へ頂いたお便りのお返事は遅くなりますゆえ、ご容赦くださいませ…




NEXT　ENTRY(とりあえず羅列)
【猿のジャック&コットンのオウム&鍵をくわえた犬】
【スワン総督】
【ギプス・ピンテル・ラゲッティ】
【ティア・ダルマ】
【ベケット卿】
【キャプテン・ジャック・スパロウ】
【ティーグ・スパロウ】


ほかにもいたけれど…
全部は書ききれない(笑)



このまま国盗人祭りに突入しそうな感じですが大御所キャラの感想がまだじゃん(苦笑)
いつになるか不明ですがしっかり書きたいなぁ…